「ホームランは野球の華」といわれる由縁は、たった一振りで試合の流れを変え、勝敗を決定付けるところにある。観客の視線を一身に浴び、ダイヤモンドを一周してチームメイトから祝福されるという光景もまた魅力……なのだが……。
先日、まったく祝福されなかった選手がいた。しかし、いじりに屈しなかった彼の返しが逆に秀逸すぎると話題になっているぞ。その様子は動画「Davis’ solo shot」で確認可能である!
・メジャーリーグでの出来事
話題になっているのは、2014年6月5日に行なわれたテキサス・レンジャーズ vs ボルチモア・オリオールズの試合のワンシーン。5回表・バッターボックスにはオリオールズのデービス選手という場面だ。
・出迎えなしのホームラン
2−4とオリオールズがリードしており、デービス選手が追加点となるソロホームランを放つ。が、しかし! ダイヤモンドを一周してベンチも戻ってくると誰も出迎えてくれない究極の放置プレイをされてしまうではないか。これは……悲しすぎる……!
・エアータッチで逆襲
チームメイトは何やらニタニタ。そう、完全にいじられているのだ。しかしそれに気づいたデービス選手は「エアータッチ」で逆襲。実に11人と想像上でタッチをするという見事な返しをやったのであった。
「かわいそうじゃないか」と思わず切なくなるシーンだが、最後はしっかりチームメイトが祝福してくれるから一安心。むしろ仲の良さが伝わってくる内容となっており、チームの雰囲気のよさを感じ取れるシーンであった。
▼動画が再生されない場合は MLB.com でも確認することができます
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▼いったぁー!
▼あれっ? 誰も出迎えてくれない……
▼じゃあ、エアタッチやっちゃうもんね!
▼やってくれたなという表情のデービス選手
▼しかし! 最後はみんなから祝福されるぞ!!