以前の記事で、中国の空港で大量フライトキャンセルが発生、原因は人民解放軍とUFOが戦闘をしたためではないかと噂されていた件をお伝えした。
結局、詳細は不明だったのだが、今回、中国で高速で飛んでいるらしき謎物体を追う飛行機がハッキリと激写されたと話題になっている。個人が撮影したものならニセモノという疑念もわくだろう。しかし、話題になっている画像というのは……なんとGoogleマップの衛星写真なのだ!
・河南省で人民解放軍とUFOが戦闘?
未確認飛行物体を追っていると見られる飛行機が撮影されたというのは、河南省駐馬店市(ちゅうばてんし)の上空である。
話題となっている画像を見てみると、たしかに白い球状と見られる何かが写し出されている。2本の飛行機雲のようなものを棚引いており、それなりにスピードが出ていそうだ。
この謎の物体の後方を見ると、さらに飛行機が2機! ちょうど謎の物体を追っているように飛んでいるのである。ネット上では球体のものがUFO、そして2機の飛行機が人民解放軍の戦闘機? 解放軍がUFOを追撃していたのではないかと噂されているのである!
・検索してみた → たしかにGoogleマップに写っている!!
以前、人民解放軍がUFOと戦った、という噂は流れたことはあるが、話題の画像はあまりにもクッキリ・ハッキリだ。「誰かがGoogleマップの画像加工をして面白がっているだけでは?」という声も出ているくらいである。
だが、実際にGoogleマップで検索してみると……たしかに、白い何かとその後ろをつける2機の飛行機が写っている!! 画像加工なんかじゃない! 確かに空飛ぶ何かが写っているのだ。まさか……まさか!!
・軍事専門家「面白現象でしょう」
この件に関して、軍事専門家は「Googleの衛星写真は(真実を)全て説明しているわけではない。宇宙から撮影したときにたまたま起きた面白現象でしょう」と話しているという。
Googleマップの衛星写真は、一度に写したものではなく、異なる時期に撮影されたものを合成して作られたものだ。たまたまこのような形に合成されたものではないかという意見も。なんだか筋が通った説明な気もするが、1機はとても飛行機には見えない。これは果たして……。
とにかく、謎の物体が表示されているのは確かである。信じられないという人は、Googleマップで「河南省 駐馬店市 正陽県 東金荘」と検索し、衛星写真を表示させてみてほしい。そこに「何か」が、クッキリと写し出されているはずだ。
参照元:Googleマップ、前瞻網(中国語)
執筆:沢井メグ
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▼これは一体……
▼こちらがその地図だ