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OS「Windows」を使用している人であれば、急いでいるときに限って電源を切ろうとすると、「アップデート」が行われることを鬱陶しいと思っているのではないだろうか。さて、そのアップデートについて、ネットユーザーの間で驚くような現象が起きたと話題になっている。

その現象とは、Windows7 をアップデートすると起動ディスク内のデータが全消滅するというものだ。ある Twitterユーザーが以下のように報告しており、注意を呼びかけている。

・データ消滅の報告

「今週の定例Windows Update、現時点で複数人が起動ディスク内データ全消滅事象の発生報告をtwitterに上げています。Windows7を利用されている方はくれぐれもMicrosoftからの確定報があるまで更新を適用しないようお願いします」(Twitter @ashigara_yahagiより引用)

・すでにアップデート済みだが……

この情報を知らなかった記者(私)は、すでに昨日、2014年5月14日にアップデートしてしまっている。いま現在5月15日12時の時点では不具合を感じることはなく、普段と同じようにパソコンを使用できている状況だ。

・念のため注意しよう

当編集部にはもう一人 Windowsユーザーがいるのだが、彼は幸いと言って良いのか、まだアップデートをしていない。「状況が詳しく把握できるまで、アップデートはしない」と話している。ちなみにネット上の反応を確認してみると、実際にデータが消えたと発言しているユーザーはいないようだ。だが、警戒しているユーザーは数多く見受けられる。

まだアップデートしていないという方は、しばらく様子を見た方が良いかもしれない。

追記: データ消滅の報告をした@ashigara_yahagi氏は、当該ツイートを削除したうえで、次のように投稿してこの内容を訂正している。

「早朝の書き込みについてですが、お一方は通常の強制再起動事故だったためお詫びの上訂正します。もう一人同時間帯に起動ディスクを吹っ飛ばした人が居た為あの書き方をしましたが、あくまで念のためとの書き方をしていました。謹んでお詫び申し上げると共に再発防止に全力で努めます」(Twitter @ashigara_yahagiより引用)

どうやら、アップデートには問題がなかったようである。

参照元:Twitter @ashigara_yahagi
執筆:佐藤英典
Photo:RocketNews24.