以前の記事で、日本を代表する漫画・アニメ『AKIRA』と『ドラえもん』が合体したアニメーションについて、ご紹介した。これは海外のアニメーターが制作した、いわゆるファンムービーである。
最近新たに、カナダの映画制作会社がこのドラえもんコラボに負けないくらいのチャレンジを行っていることが判明。その会社はなんと同作の実写化にチャレンジしている。本当に実写映像化ができるのだろうか!? トレーラー映像を見ると、これがなかなかの出来栄え。心意気を感じるファンムービーだ。
・カナダの会社が制作
AKIRA実写化に挑んでいるのは、カナダ・モントリオールの「CineGround」という会社である。2012年にクラウドファンディングサービス「Kickstarter」で、制作資金を公募したのだが、残念ながら目標金額に到達することはできなかった。
・忠実に再現しようという心意気
現在もプロジェクトは続いており、最近 YouTube にトレーラーを公開したのである。それを見ると、アニメ作品に負けないくらいの疾走感があり結構な迫力。原作の漫画をできるだけ忠実に再現しようという、心意気を垣間見ることができるのである。
・発音が少し気になる
ひとつ気になるのが、役者による「金田」と「鉄雄」の発音だ。やはり日本語の名前を、外国人役者が発音するのは難しいらしく、「カネーダー」や「テツーオー」という言葉に切れがないように感じてしまうのだが……。いずれにしても、かなり実写化の難しい作品、「よくぞ挑戦してくれた」と拍手を送りたい。できれば全編見てみたいと思う。
参照元: YouTube、Kickstrater(英語)
執筆: 佐藤英典