大手牛丼チェーンの「すき家」(ゼンショー)は、2014年3月中旬から相次いで店舗を休業させている。人手不足が原因ではないかと噂されているのだが、同社は2016年3月までに1000店舗をリニューアルすることを発表し、そのための休業としている。
そんななか、人気メニューの鍋定食3品を4月1日9時をもって一時終売することが明らかになった。人手不足になったのは、この鍋定食が原因ではないかと指摘する声も多くあったのだが、もしかしたら、それを受けての終売なのだろうか?
・吉野家の鍋人気を受けて
「牛すき鍋定食」、「とろ~りチーズカレー鍋定食」、「野菜たっぷり牛ちり鍋定食」の3品は、2月14日より販売開始されている。同業他社の吉野家が2013年末より「牛すき鍋膳」の提供を開始し、2カ月で700万食以上を売り上げている。この鍋人気を受けて、「実は『すき家』の名前は『すき焼き』が由来なんです」を掲げて、鍋の元祖であることをアピールしていた。
・人手不足の原因?
だが、3月中旬頃から店舗の休業が相次ぎ、店頭に人手不足を理由に一時休業を報告する店舗まで出てきた。一部のネットユーザーの間では、鍋定食が原因ではないかとの声も上がっていたのだが、同社はこれを否定。それと前後して、大規模なリニューアルの計画が発表されたのである。
・再開時期は未定
もともとこの鍋定食は、期間限定での提供であったため、販売開始時から3月末で一旦終売の計画を立てていたのかもしれない。だが、2月14日の時点で終了時期は発表されていなかったので、急きょ終売になった可能性も否めないだろう。
ちなみに4月1日から販売は一旦終了するものの、再開時期については明らかになっていない。今を逃すと次はいつ食べられるかわからないので、気になる方は食べておいた方が良いのではないだろうか。
参照元: すき家
執筆: 佐藤英典
Photo: Rocketnews24
▼4月1日9時をもって一時終売する牛すき鍋定食
▼チーズカレー鍋
▼牛ちり鍋