唯一無二のおいしいハンバーガーを提供している「ウェンディーズ」。ここの特徴は肉厚かつジューシーな、四角いビーフパティ(肉)。そして、サイドメニューの定番チリである。
他のファストフードと一線を画し、独自の商品開発を行っているのだが、また新たな商品の販売を開始した。それは「プレッツェルバーガー」である。ほかのチェーンが具材にアレンジを加えているなかで、ウェンディーズはバンズ(パン)に着目。そしてついに、まったく新しいハンバーガーにたどり着いたのだ。はたして味のほどは? 早速食べてみた!
・2013年アメリカでもっとも話題になったバーガー
この商品が登場したのには理由がある。実は昨年夏にアメリカで、プレッツェルバーガーの販売が開始された。これが大きな反響を呼び、米メディアで「2013年もっとも話題になったハンバーガー」のひとつとして取り上げられたのだ。
つまり、ハンバーガーの本場アメリカで認められたハンバーガーということになる。これを、ウェンディーズ・ジャパンが日本人の口に合うようにアレンジして、販売を開始したのである。
・プレッツェルバンズを使用
新商品はプレッツェルバーガー(520円)のほか、プレッツェルプロシュートバーガー(780円)、プレッツェルイベリコベーコンバーガー(780円)、プレッツェルチリバーガー(680円)の計4品。いずれも従来のバンズとは異なるプレッツェルバンズを使用している。
・噛むほどにほのかな甘さ
実際に食べてみると、バンズは通常のものよりも食感がしっかりとしている。生地が弾力があり、噛むほどのほんのりとした甘さを感じる。スタンダードなバーガーは、ソースにハニーマスタードを使用しており、北米のベーカリーで食べられる方法(プレッツェルにマスタード)にならっているようだ。このマスタードがバンズの甘さを、引き立てている。
・バンズはただの「挟み役」ではない
ウェンディーズのパティは、100パーセントビーフで味が基本的に力強い。これをプレッツェルバンズがガッチリと受け止めて、相乗効果を出している。パティの旨みに負けない存在感、このバンズは従来のバンズの役割を超えるような、旨みと食べ応えを持っている。他のメニューに関しても、プロシュート・イベリコベーコン・チリにも引けをとらない。これを食べると、「バンズはただの挟み役ではない」と思わされるほどだ。
・バンズが主張しすぎるとの意見も
だが、好みが分かれるところでもある。当編集部で議論したのだが、ある記者は「パンが主張しすぎている。はっきり言って邪魔くさい」との意見もあった。その一方で、「バンズが肉汁でべちゃべちゃになることは良くあるので、これくらいで良いと思う」と考える者もいる。
とにかく、バンズに力を入れた一品であることに違いない。ハンバーガー好きを自負する人には、ぜひと食べてもらいたい。そして、今までにないプレッツェルバンズを体感して頂きたい。
・今回ご紹介した飲食店の詳細データ
店名 ウェンディーズ 曙橋店
住所 東京都新宿区住吉町8-24 マリオン曙橋ビル 1F
時間 8:00~22:00
定休日 無休
Report: 佐藤英典
Photo: Rocketnews24
▼新メニュー、プレッツェルバーガー4種
▼プレッツェルバーガー(520円)
▼プレッツェルチリバーガー(680円)
▼プレッツェルプロシュートバーガー(780円)
▼プレッツェルイベリコベーコンバーガー