ソチ五輪の人気競技のひとつフィギュアスケート。そのフィギュアの魅力と言えば、繊細なスピンやステップもさながら、ダイナミックなジャンプも外せない。
でも……「アクセル」とか「ルッツ」とか言われても全部同じにしか見えねえぇぇ!! そんな悩みを抱えているのは海外ネットユーザーも同じであるようだ。いま海外サイトで掲載された「GIFアニメによるフィギュアジャンプの解説」がわかりやすいと話題になっているぞ。競技が始まる前に、さっそく確認だ!
・主なジャンプは6種類
フィギュアスケートの主なジャンプの「トウループ」、「サルコウ」、「ループ」、「フリップ」、「ルッツ」、「アクセル」の6種類だ。“ダブル(2回転)アクセル”、“4回転サルコウ”と呼ばれる。このジャンプの種類に回転数を付け加えたものだ。
さらに、跳ぶ前につま先をリンクについて跳ぶトゥジャンプ(ルッツ、フリップ、トウループ)と、スケート靴の刃の部分に体重を乗せて跳ぶエッジジャンプ(アクセル、サルコウ、ループ)に分けられる。
・並べて比較するとわかりやすい!
……と、知識として説明されても実際に見分けるのは難しいものだ。だが、百聞は一見にしかず!! 単体で見ているジャンプもGIFアニメで全てを並べて見ると、わかりやすいと話題になっているぞ。ハッキリわかるまでは何度か見ないといけないが、少なくとも、なんとなく違いはわかるはずだ。
・最も判別しやすいのは「アクセルジャンプ」
なお、一番見分けがつきやすいのは、浅田真央選手の「トリプルアクセル」で知られる「アクセルジャンプ」だ。6種類の中で唯一前向き姿勢から跳ぶのでわかりやすい。
また、ほかのトゥジャンプが右足でリンクを蹴るのに対し、唯一左足でリンクを蹴る「トゥループ」、ジャンプの直前で一瞬、スキーのボーゲンのように両足がハの字になる「サルコウ」も比較的見分けがつきやすい。へー、確かにGIFアニメでもそうなってる!!
なお、ソチ五輪のフィギュア男子は日本時間で2月14日0時から、女子は20日0時からだ。ジャンプの違いを少しでも知って観戦すれば、いつもよりちょっと楽しくなるに違いない!
参照元:THE WIRE(英語)、日本スケート連盟
執筆:沢井メグ
▼まずはエッジジャンプから! アクセルジャンプ、確かに前向きにジャンプしている
▼こちらはループジャンプ
▼サルコウ、ジャンプ前に一瞬足が「ハの字」になる
▼次にトゥジャンプ。トゥループは左つま先で「トン」とリンクを蹴るのが特徴! ほかのトゥジャンプと見比べてみよう
▼フリップジャンプ
▼ルッツジャンプ
▼ルッツその2、フリップもルッツも右つま先でリンクを蹴っている