当然ながら、「餃子の王将」に行って食べられるものと言えば中華料理だ。餃子、チャーハン、ラーメン、唐揚げ、酢豚、麻婆豆腐などなど。餃子の王将は、大衆中華の代名詞的存在である。
しかし実は、餃子の王将の一部店舗で、ビーフシチューが味わえるのをご存じだろうか? なぜ、餃子の王将がビーフシチューを!? 何より、そのビーフシチューは一体どんな味なんだ!? というので実際に行って食べてきた。
・餃子の王将の新メニュー
お店に入って席に着き、メニューを開く。本当にビーフシチューなんて、あるのか? と探していたらすぐに発見! 中華の品目がずらりと並ぶ中「新発売、鍋焼きビーフシチュー」の文字が。ただのビーフシチューじゃなくて、土鍋に入っているのか!
メニューでは、本格派デミグラスソースを使用している点と、原材料を焼いてから煮込む2段仕込みになっている点が紹介されている。訪れた店舗での値段は980円らしい。それにしても、「鍋焼きビーフシチュー」とは、なんてネーミングなんだ! 早速オーダーしてみることに。
・餃子の王将で食べるビーフシチューの味は?
ほどなくして、鍋焼きビーフシチューが運ばれてきた。ネーミングや場所を考えると、洋食なのか中華なのか和食なのかよく分からないが、とにかく土鍋の中に入っているビーフシチューは、めちゃくちゃ体が暖まりそうだ。
食べてみると、確かにデミグラスソースの濃厚な味わいが口の中に広がる。めちゃくちゃおいしいではないか! ジャガイモ、ニンジン、ブロッコリーなどの野菜はサイズ・食感ともに丁度いい。お肉もトロトロで何個でも食べられそう。
・価格面がネックになるか?
そして、ビーフシチューが1000円以下とは、ビーフシチューとしてはかなりコスパがいいと言えるだろう。ただ、980円は、餃子の王将の単品価格としてはかなり高い部類。セットの定食が1つ食べられるため、価格面がネックになるかも。
とにかく、ビーフシチューの味はおいしく、何より王将でビーフシチューを食べられるのは、かなり新鮮。「王将に行くといつも同じメニューばかり頼んでしまう」という人は、注文してみてはいかがだろうか。
なお、「鍋焼きビーフシチュー」は、餃子の王将全店舗で共通のメニューではないのでご注意を!
Report:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.
▼これが土鍋ビーフシチューだ!
▼王将ロゴ入りの受け皿に乗った土鍋料理はどこか新鮮!
▼野菜の大きさはどれも大きすぎず小さすぎず
▼肉は口の中に入れるとすぐにとろける
▼ほくほくのジャガイモ