最近、つくづく思うことがあります。恋愛とは、ダイエットのようなものだなぁと。女性なら誰もが一度はダイエットをしたことがあるでしょう。いや、一度どころか、美意識の高い人は年がら年中ダイエットしていると聞きます。そうでない人も、「もうすぐ水着の季節だから」とか「もうすぐ健康診断だから」などの理由で集中的にダイエットを行なったりしますよね。というわけで今回は、ダイエットを通して恋愛について考えたいと思います。
・ダイエットも恋愛も、最初はやる気満々
ダイエット初期は、どんなぐうたら女性でもやる気に満ちています。「毎朝5時に起きてジョギングしよう!」とか、「夕食はダイエットシェイクだけでガマン」とか、ハードな計画をたてるものですよね。
しかし、初期のやる気は徐々にトーンダウンしていきます。毎日走るつもりだった早朝ジョギングが2日に1回になり3日に1回になり、結局は「週末晴れた時だけ走ればいいや」というやり方に落ちついたり、食事制限のほうも「ご飯の量だけ減らせばいいや」とか「たまにはデザート食べてもいいよね」とか、自分にとってラクな方向に流れがちです。
世の男性たちの恋愛に対する意識も、これと同じだと考えてください。初期のお熱は徐々に冷めていくものです。恋愛当初の感情を持ち続けろというのは、雨の日も風の日もジョギングを休むなと言われているようなもの。「ず~っとラブラブでいたい」というのは、男性にとっては過酷な要求なのです。
・恋愛にも「停滞期」は訪れる
ダイエットをしていると、かならずぶつかるのが「停滞期」です。今までトントン拍子に落ちていた体重が、いっこうに落ちなくなる時期がやってきます。
恋愛も然り。メール(LINE)の返信が遅くなったりスルーされたり、会えない週末が続いたりする停滞期は、どんなカップルにもかならず訪れます。その恋愛停滞期に、「もう私のことなんてどうでもいいのねッ! さよならッ!」と自爆してしまう女性のなんと多いことでしょう。
うっかり自爆しちゃいそうになったら、ダイエットのことを思い浮かべてください。停滞期に突入したからといって、「どうせ私は一生ブタボディのままよッ!」と、開き直って牛一頭食ったりしないですよね。「はいはい、停滞期ってやつね。この期間が過ぎればまた体重が落ちていくはず」と、冷静に受け止めるはずです。恋愛停滞期も、冷静に受け止めましょう。停滞期間は、ジタバタしてもムダです。そのうちまた本調子が戻ってくると大らかに構えてください。
・まとめ
ダイエットは、自分に合ったやり方が一番です。Aさんには朝バナナダイエットが合っているからといって、Bさんも朝バナナで成功するとは限りません。逆に、Bさんが成功したリンゴダイエットが、Aさんに合わないことだってあるでしょう。
恋愛も、自分たちに合ったやり方をするのが一番です。色々試してみないことには、どのようなやり方が自分に合うのかはわかりません。「毎日メール(LINE)を欠かさない」というやり方が合わなければ、それに固執せず、別の愛情表現を模索しましょう。