某テレビ番組で、若者たちの流行り言葉として「KS」という造語が紹介されていました。誰かのイニシャルかと思いきや、「既読スルー」の略なのだそうです。英会話を嗜む人は、「スルーはSじゃなくてTだぞ!」とツッコミたいところでしょうが、英会話がテーマの話ではございませんので、その点はスルーさせて頂き、既読スルーに翻弄される女性たちにツッコミたいと思います。
・第一の関門・未読スルー
既読スルーにツッコむ前に! 「そもそも、なかなか既読にならない」というお悩みをよく耳にします。たとえば、「彼氏のランチタイムにあわせて送ったLINEが、夜になっても既読にならない!」という状況に遭遇した場合。「ブロックされちゃったのかも」とか「このままフェイドアウトされちゃうのかな」という考え方は、早合点ですよ。
・彼氏は仕事中です!
あなたの彼氏の職業は、「あなたの彼氏」ではないのです。会社員だったり公務員だったり経営者だったり、何らかの仕事をしているのですよ。ランチタイムが上司や取引先の人と一緒だったりすると、スマホをいじるわけにもいきません。失礼にあたりますからね。その後、午後の仕事に入り、終業後は接待や会食などの予定が入っていると、LINEを読むゆとりなどないでしょう。
・既読後のあなたの反応が面倒だからあえてスルー
「トイレなどで読む時間はあったはずだ!」と主張する女性もいるかもしれませんね。トイレは、スマホを握る場所ではありません! たしかに、トイレで読む時間くらいはあるでしょう。でもね、その小さな 胸に手をあててよーく考えてみてください。彼は、あえて読まないという選択をしたのかもしれませんよ。たいていの機種は、スマホ端末の通知機能で、あなたからのLINEが届いていることを知ることができます。その時の彼氏の心理状態はおそらく以下の通り。
「読んでからすぐに返事をしないと、不安だの寂しいだの言われるだろうなぁ」
面倒な思いをするくらいなら読まないでおこう……、そうジャッジしたのでしょう。
・通知機能で表示される最初の数行について
またスマホ端末の機種によっては、通知機能で最初の数行は、LINEアプリを開かずとも読むことができます。その数行が、「今すぐ読みたい!」と思える内容でない場合は、未読スルーすることもあるでしょう。
・既読スルーの理由を追及しても、答えは出ない
既読後にすぐ返事をしない理由は、ここで挙げていってもキリがないので省略します。返事が来ない理由をあれこれ妄想して悩むのは、時間の無駄です。あなたの推測が当たっているとは限らないですしね。
・そんなに気になるなら電話すべし!
具体的解決方法をご提案するとしたら、「気になるなら電話したら?」といったところでしょうか。「電話するのは気が引ける」という女性は、そもそも彼氏との関係性がきちんと築けていないのでは? もしくは、自分の「既読後はすぐに返事が欲しい」という要求に後ろめたさがある証拠です。
・まとめ
既読に一喜一憂する気の毒な自分に早く気付いてください。既読に翻弄されるよりも、相手男性を翻弄できるくらいの女性になりましょう。