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手軽に食べられるレトルトカレー。もちろんレトルトも美味しいが、さすがに専門店には敵わないというのが一般的な認識ではないだろうか?

専門店超えを目指したレトルトカレーがあるという。その名も鳥肌の立つカレー チキンカレー。一口食べただけで鳥肌が立つらしいのだが、それってチキンカレーだから鳥肌とかけているだけじゃないの!? 実際に食べて確かめてみた!

・『鳥肌の立つカレー チキンカレー』

この『鳥肌の立つカレー』は、カレー研究家・小野員裕さんの「カレー専門店の味を超えるレトルトカレーが可能であることを証明してみたかった。」という夢を形にしたレトルトカレーであるそうだ。

・サラサラしたインドカレー

『鳥肌の立つカレー』は、日本で親しまれている小麦粉を使ったカレーではなく、野菜とスパイスと荒塩だけで作られたインドカレーであるという。

記者(私)は、インドカレーが大好きなので、もうワクワクしながら開封。なかには、ゴロゴロしたチキンと大量の油とサラサラのカレーが入っている。確かにビジュアルはインド人が作るカレーに似ている。

・スパイスがダイレクトに口のなかに広がる

そして一口食べてみると……スパイスの食感と香りが口いっぱいに広がる! 具体的にいうとスパイスを口に含んだときの粉っぽさがダイレクトに脳に届くのである。食事というより、まるで生薬のようだ。

・変な汗が出てきた

そして辛さも相当のものだ。一般的なカレーは「ウマミ → 辛さ」と2段階に分けて辛さを感じるものだが、このカレーはダイレクトに辛い。だからと言って殺人的な辛さというわけでもなく、ジワジワ、ジワジワと辛さだけの足軽部隊が体内を攻めてくるようなのだ。ちょっと時間が経ってからむせてしまう。

こういう種類の辛さのカレーはめったにお目にかかれないだろう。記者(私)はかなり辛いものは平気なのだが、なぜか変な冷や汗が出てきた。辛いものを食べてかく汗ではない。謎の冷や汗だ。

・残念ながら鳥肌は立たなかった

『鳥肌の立つカレー』ということだったが、記者(私)は鳥肌は立たなかった。謎の冷や汗をかいた。しかし、あの辛さには鳥肌が立つ人もきっといるはず!

スパイスのダイレクトアタックというクセのある味なので、好みは分かれるところだろう。だがひとつ言えるのは、不思議な辛さを感じることができるということである。

参考リンク:鳥肌の立つカレー
Report:沢井メグ
Photo:Rocketnews24.

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