「いつかビッグになってやる!」という夢を持って、街角で歌うストリートミュージシャンたち。立ち止まって聞いてくれる人々から拍手やチップがもらえたら嬉しいものだ。
だが、ドイツのあるストリートミュージシャンが手にしたものは、拍手やチップではなく、とてつもない奇跡であった。なんと、ちょうどその時演奏していた曲の歌手本人が突然現れ、一緒に歌ってくれたのである! その夢のような奇跡の瞬間は、動画「Streetmusician sings – Original singer comes along and joins him」で確認できるぞ。
・「ブロンスキー・ビート」の曲を歌うストリートミュージシャン
場所はドイツの首都、ベルリン。この街の片隅で、ギター片手に歌を披露するストリートミュージシャンの男性。曲は、80年代に人気を誇った英ユニット「ブロンスキー・ビート」の『スモールタウン・ボーイ』だ。
・犬を連れた男性が突然やって来て歌い出す
彼が独りで歌っていると突然、犬を連れた男性が近寄って来て、いきなり歌い出した! 突如起こった出来事に状況を理解できない様子のミュージシャン。「ちょ、ちょっ、待っ、待って……ワン・ツー・スリー♪」と、彼は動揺しながらも男性と一緒に歌い始めたのである。
・まさかのご本人登場!
突然飛び入り参加してきたこの男性、単なる近所のおっちゃんではない。そう、彼こそが80年代にその高音の歌声で人気を博したブロンスキー・ビートのボーカル、ジミー・ソマーヴィルである。どうやら、たまたま犬の散歩をしていたところ、自らの曲が演奏されているのに気付いてやって来たようだ。
・ストリートミュージシャンにとって奇跡の体験
たまたまその時歌っていた曲の歌手が通りかかるという奇跡のご本人登場! しかも一緒に歌ってくれるなんて!! ストリートで歌う男性にとってこれ以上ない体験だったことだろう。鳥肌モノ……いや、失禁レベルの出来事である。
参照元:YouTube(1)、(2)
執筆:むねやけサンデー
▼ご本人登場!
▼こちらがオリジナル、ブロンスキー・ビートの『スモールタウン・ボーイ』