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大手ホテルのメニュー表記問題が次々と明るみになっている。阪急阪神ホテルズの景品表示法違反の疑いに端を発し、四国の「ホテルクレメント宇和島」や静岡の「ホテルコンコルド浜松」など、続々と偽りのメニュー表記が判明している。

そんななか、イケメン料理人としてテレビでも活躍している川越達也シェフのお店のメニューに注目が集まっている。というのも川越シェフのお店では、メニューがユニークに表現されており、料理を想像するのがとても楽しいのである。川越シェフのお店のメニューを改めて見直してみたいと思う。以下は記者(私)が2013年6月に訪れたときのものだ。

・タツヤ・カワゴエ 代官山本店の2013年6月のメニュー

代官山の・・・「畑」
タラバガニ、トマト、レタスの温かいババロア
ビシソワーズの冷製パスタ ホタテと焼きナスジュレ
オカベイズム・・・「お肉の巻」
燻製鮎と枝豆のリゾット
6月の野と海
舟形マッシュルーム、牛、パルミジャーノ
平目、有馬山椒と青柚子
鶏・アサリ・アボカド

・オカベイズム

いかがだろうか、食材の名前をシンプルに並べたものもあれば、「これはなんだ?」とイマジネーションを掻き立てられるものもある。とくに、『オカベイズム・・・「お肉の巻」』は、お肉を巻いたものが出てくるのか、それともシリーズ「オカベイズム」のひとつが「お肉の巻」なのか、気になる(結局このときは、巻いた肉は出てこなかった)。ネットユーザーが紹介していたほかのメニューも見てみよう。

・川越シェフによる他のメニュー

「透」「角」「丸」オカベイズム
「僕と大山鶏。」
メレンゲの気持ち。ゲストは「ショコラとチェリー」
ウルトラソウル 作詞:白菜 作曲:浜名湖の海苔

もしもオマール海老が中国で獲れたなら

・茶目っ気たっぷり

どうだろうか、何が出てくるのかわからなくて、ワクワクして仕方がない。『ウルトラソウル 作詞:白菜 作曲:浜名湖の海苔』や『メレンゲの気持ち。ゲストは「ショコラとチェリー」』などは、遊び心にあふれていて思わず笑ってしまう(笑)。茶目っ気たっぷりの川越シェフが、あの川越スマイルでニヤっとしている様子が想像できる。

イマジネーションと遊び心、おいしい料理を提供するだけでなく、もてなそう・楽しませようとする川越シェフの心意気が感じられる。料理はこうあるべきではないだろうか。

執筆:ちょい津田さん(佐藤)
Photo:Rocketnews24.