映画作品は何かと権利に厳しい。作品の映像や画像を無断で使うことは、ほとんどの場合許されない。そんな「大人の事情」に真正面から立ち向かう英語学習サービスが存在した。
英語学習サービス「iKnow」はホームページ上で映画の画像を使用したいと考えていたようだ。しかし画像を勝手には使えない。そこで自作したのである。しかし……その出来栄えがはっきり言ってひどい! 作品のイメージを伝えるはずが、かえって作品から遠ざかってしまっているのだ。
・どうもコスプレしたいらしい
「iKnow」は、意味もなく映画の画像を自作した訳ではないようだ。映画のセリフを題材にして、日常で使える英会話を伝えたいと思ったようである。それなら画像にこだわる必要はないだろう。作品のタイトルとセリフだけあれば十分なのだが、どうもコスプレをしたいという意図が見え隠れしている。
・最新作を上映日に公開
しかも、1回やって終了ではなく、定期的に題材にしている作品が増えているのだ。『アバター』に始まり、『燃えよドラゴン』、『007』と続き、2013年9月13日公開の『ウルヴァリン:SAMURAI』にいたっては、わざわざ映画の上映日に合わせて、コスプレ画像を公開しているのである。これは明らかに楽しんでいるのではないだろうか?
・低コストで楽しんでいる
それにしても、コスプレの出来栄えがイマイチだ。衣装のほとんどを100円ショップのダイソーで調達し、足りないものは私物かユニクロで補っている。どう考えても、英語を伝えるというよりも、低コストでいかにコスプレを楽しむかを追求しているように見えるのだが……。
・まだまだ新作公開予定
さらに懲りることなく、9月17日には『アイアンマン』、24日には『シャイニング』、30日には『スパイダーマン』の公開が予定されている。ほぼ毎週じゃないか。続く限り、がんばって欲しい。だが、スーツ着てサングラスをかけただけで『マトリックス』は勘弁してほしいのだが……。
参照元:iKnow
▼『アバター』。せめて顔を青色に塗った方が良いのでは……。『アバター』と書いてなきゃ、『アバター』とわからん
▼『燃えよドラゴン』、ある意味これが一番完成度高い
▼まだまだ新作公開予定。個人的には『アイアンマン』がどうなるのか楽しみだ