アーセナルFCといえばイングランド・プレミアリーグのビッグクラブだ。世界中でファンが多く、現在行われている「アーセナル・アジアツアー2013」での試合はどの国でも超満員となっている。
そんな凄まじい人気のアーセナルだが、先日滞在していたベトナムで前代未聞の珍事が起きたと話題になっている。その内容は動画「The Running Man – Arsenal Tour 2013」で確認可能だ!
・選手バスと並走する青年
ベトナム・ハノイ市内を移動する選手バス。並走するファンはチラホラいるのだが、1人の青年はひと味違った。アーセナルのレプリカユニフォームを着た彼はひたすらバスに食らいつくのだ! 周りが脱落していく中、ちょっとやそっとのスピードではへこたれない。胸のエンブレムに拳をあてつつ走り、気がつけばかなりのスピードで走り続けているぞ!
・選手たちは大興奮
青年の異次元の走りに選手たちからは「ランニングマン! ランニングマン!」の大合唱が起き始める。しかし、さすがに車のスピードにはついていけず、ここまでか……と誰もが思ったその時! バイクの後部座席に乗って青年は再登場。これを見た選手たちはもう大喜びだ!
・選手や監督と記念撮影
最終的に8キロも諦めずに走り続けたという執念が実った青年はなんとバスへと招き入れられる。バス内には世界のトッププレイヤーがズラリ、ちなみに宮市亮選手の姿も確認できるぞ! 青年は選手たちと交流し、最後はベンゲル監督からまでもサインをもらい、一緒に写真撮影をする。まさに至れり尽くせりだ!
・これに対するネットユーザーの反応
「ほっこりする」
「いいなーこういうの。」
「俺もバス追っかけようかなw」
「追いかける人続出しそうw」
「うらやま・・・・ナイスガッツだよね!!」
といったように、「羨ましい」や「見ていて和んだ」という声が多数。青年の執念もすごいが、バスの中にまで迎え入れ、ファンサービスをするところがなんともいい話である。
ちなみに一躍時の人となった彼は、17日に行われた親善試合で選手入場の先導を任された。また、今後は特別ゲストとして、チームの本拠地のロンドンに招かれる予定もあるという。人生、諦めなければ何が起こるかわからないものだ。