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メキシコ・ティフアナ。ここはアメリカと国境を接する町だ。多くのお土産屋さんが店を並べ、プロレスグッズやシルバーアクセサリー、タコスなどが売られている。物価がアメリカの3分の1程度なので、日帰りで訪れるアメリカ人も多い。

そんなティフアナである光景が名物化しているという。いったい、どんな光景なのだろうか、気になった筆者は実際に行ってみた。

・メキシコからアメリカへの入国時に「ある光景」が見られる
筆者がメキシコ・ティフアナからアメリカに入国するため、国境に向かって車を走らせていると、突如、渋滞があらわれた。アメリカへ入国する車が列を作っているのだ。かなり長い列だ。聞くところによれば、1時間から3時間も待つことがあるそう。

・すると渋滞中にモノ売りの集団が出現
車は全く先に進まない。まるでお盆真っ只中の東名高速のようだ。すると、突然モノ売りたちに車を囲まれた。いや、筆者の車だけじゃない。渋滞に巻き込まれている車全部だ!

・積極的にモノを売ってくる
そして、そのモノ売りたちが積極的にモノを売ってくる。もし窓をあければ一貫の終わりだ。窓を閉めることができず、購入せざる終えなくなる。目をあわすのも厳禁だ。目をあわすとニコとキュートな笑顔でずっと車についてくる。

・「ココで売っていいの?」ってモノまで
しかし、これが実に楽しい。 タコスやドリンク、メキシコのTシャツなど普通の土産もあれば、子犬、手の像、額縁に入った大きな絵などなど…… これからアメリカに行くというのに、邪魔なモノばかりを売ってくる。ていうか、子犬ってヤバイだろ……。

・メキシコ最後のエンターテイメント
だが、何度も言うようにメキシコはアメリカの物価の3分の1程度。サッカーのユニフォームだって1000円くらいで買えるし、ワイパーの交換だって激安でやってくれる。考えようによってこれはメキシコに別れを告げる直前の “メキシコ最後のエンターテイメント” なのである。

Photo:Rocketnews24
Report:Yoshio

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