韓国にたびたび観光に出かける男性、木下さん(仮名)の韓国旅日記。今回は、ウルルンド(鬱陵島)で販売されているハンバーガーについて寄稿頂きました。以下は木下さんによるレポートです。
どうも、皆さん。木下です。いまさらながら、明けましておめでとうございます(笑)。さて、今回はウルルンドで販売されているハンバーガーです。ウルルンドのハンバーガーなので、勝手に「ウルルンドバーガー」と呼びたいと思います(注:本当はプルコギバーガーです)。
同島は、人口約一万人。街としてはとても小さく、島であるために物流も思うに任せないところがあります。当然フェリーに依存しているわけですが、こんな小さな街でもファストフードを販売しているお店があります。とはいえ、専門店としてやるわけにいかないですから、食堂にヤング向けのメニューを置いているわけです。
私(木下)が訪ねたお店は、お弁当屋メインの飲食店でした。そこにはハンバーガーのほかに、バッピンス(かき氷)やアイスクリームもありました。そして、若いお客さんが出入りしている様子も確認できました。
実際にハンバーガーを食べてみると、バンズ(パン)は水分が少なくパサパサしているのですが、パティ(肉)はっしっかりとした味がしていました。どうやら、島では畜産が行われているようで、鮮度の高い牛肉を食べることができるようです。そのためパティのクオリティは高く、冷凍肉にはないジューシーでコクのある味を楽しむことができました。
それからポテトもなかなかおいしかったです。手作りかどうかはわからなかったのですが、外はサクサク、中はホクホクの理想的なファストフードポテトでした。店構えは小さいですが、大手チェーンに負けないハンバーガーに驚いた次第です。
ちなみに、私が食べたハンバーガーセットは4500ウォン(約360円)でした。日本で販売するなら500円払っても良いと思える一品でした。食べ盛りのウルルンド・ヤングも、これで小腹を満たしているようです。
(文、写真=木下さん)
▼ これがハンバーガー(プルコギバーガー)のセット、日本円で360円
▼ バンズはややパサパサした感じ
▼ 中身は貧相に見えますが……
▼ パティの味はしっかりしています
▼ ポテトはサクサク。満足の食感
▼ 小さな街で、ハンバーガーの看板を見かけるとなぜかホッとします