同棲中のカップルの皆さん、買い物の分担はどうしていますか? 筆者の周囲では、どちらの役割と決めずに、気付いたほうが買ってくるシステムのカップルが多いようです。後から帰るほうが、先に帰っているほうに対して「買い忘れたものがあれば買っていくよ」などメールしている話もよく耳にしますね。
「じゃあ、長ネギお願い」などの返信を読んで、「今夜は鍋かな?」と想像したりするのも同棲の醍醐味です。ですが、彼氏からの「買い忘れたものを買っていくよ」メールに対して、ひとつだけお願いしてはいけないものがあります。それは生理用品です。
「生理用品を彼氏に買ってきてもらう女性なんて存在するの?」と、驚いた人も多いでしょう。筆者も、この事実を知った時はたいそうな衝撃を受けました。情報の出どころはドラッグストアに勤務する知人からです。「ごく稀に、男性客一人で生理用品を買っていくことがある」と。もちろん、それが恋人からの依頼というのはあくまでも推測です。もしかすると、何らかの目的があって自分自身で使用するために購入しているのかもしれませんが、普通に考えると、恋人に頼まれたと思って間違いないでしょう。
ここまで読んで、「私も彼氏に生理用品を買ってきてもらっているけど、何がいけないの?」と思った女性は、すぐに考えを改めてください。男性にとって生理用品を買うという行為は、想像を絶するほど恥ずかしいことなのです。
罰ゲームの域といっても過言ではないでしょう。「私の彼氏は嫌がったことなど一度も無い」と反論する女性がいるかもしれませんが、彼氏はおそらく、貴女のことが怖くて逆らえないのでしょう。本当は、顔から火が出るくらい恥ずかしいのです。貴女だって、彼氏に「駅前のレンタルビデオ屋でエッチなビデオを借りてきて」と言われたら恥ずかしいですよね。それと一緒です。
男性はロマンティストですから、女性に対して「夢を見ていたい」という思いがあります。自分の恋人のきれいな部分だけを見ていたいと思うのは当然のこと。
80年代~90年代にかけて、「アイドルはウ○チしない」とか、「アイドルのウ○チはピンク色」と言われていた時代がありましたが、それと一緒です。生理もウ○チも、汚いものではありませんが、あえて見せる必要はないでしょう。「生理用品を買ってきてもらうだけなら、見せていることには値しない」と思うかもしれませんが、買い物するだけでも彼氏はつい連想してしまうでしょう。
親しき仲にも礼儀ありです。結婚を前提にした同棲だとしても、ムダ毛処理や放屁と同様に、生理用品も、秘密のヴェールに包んだ状態でいたほうが、新鮮な関係性を継続できるはずですよ。