1999年にフルタ製菓より発売された「チョコエッグ」。卵型のチョコレートの中にオマケが入っているお菓子だ。
お菓子のオマケといえば、子どもだましのオモチャというイメージが強かったが、チョコエッグの動物フィギュアはお菓子のオマケとは思えないほどの精巧さで大人をも魅了。1億個以上売れ今日につながる「食玩ブーム」を巻き起こした。
2006年、フィギュアを製作していた海洋堂が食玩から撤退し、もう新作は見られないと思われていたが……なんとあの動物フィギュアが復活することがわかったぞ! うおおおおおーッ!! ついにキター!!
「チョコエッグ」で知られている海洋堂の「動物シリーズ」は、今回は食玩ではなく、カプセルトイで復活するそうだ。『カプセルQミュージアム』という新しいブランドとして復活する。原型はチョコエッグ時代と同じく松村しのぶさんが担当だ。
2013年1月の発売に先駆け試作品を見せていただいたのだが、当時と変わらないハイクオリティ! 360度どこから見ても動物の柔らかなフォルムが崩れていない。硬い素材なのに、フワフワしていそうな毛並み……当時の感動が蘇ってきたようだ……。
第一弾では、この「動物コレクション」のほかに「恐竜発掘記ティラノサウルス」「岡本太郎アートピース集」の3シリーズを展開。その後、1カ月ごとに新シリーズを発表していくそうだ。
今回の復活はただの復活ではない。例えば、岡本太郎シリーズでは太陽の塔の目がLEDで光ったり、クワガタのツノや戦車が稼動したりと食玩時代ではできなかったギミックが盛りだくさん。さらなる進化を見せているという。
また、ティラノサウルスシリーズは、最新の学説にのっとった作りとなっている。ラインナップには羽毛が生えているティラノサウルスも登場だ。羽毛バージョンの商品化は世界でも初めてなのではないだろうか。
なお、この知らせを聞いたファンは、
「マジですか! 復活するんですか! 初めて見たとき動物の表情とか毛並みとか、もう鳥肌がたったのを覚えています。たくさん集めましたね。懐かしいなぁ。そういえば、チョコレートは外国っぽい不思議な味がしたなぁ……」
と、興奮の様子である。
第一弾の発売は2013年だ。その後、野菜シリーズ、ペットシリーズなど続々と登場予定である。来年が待ち遠しいぞー!
(文=沢井メグ)
photo:Rocketnews24.
参考リンク:カプセルQミュージアム
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▼こちらが日本の動物コレクション
▼ウロコまでめちゃめちゃ細かい!
▼さらにリアルさが増したようだ
▼手のひらサイズでこのクオリティ……感動が止まらないぜ!
▼最新の学説に基づいた羽毛ティラノザウルス
▼まさかの岡本太郎のカプセルトイ化
▼光るよ!
▼2013年1月の第一弾以降、毎月新シリーズを発表予定とのこと。要チェックだぜ!