消費税増税をめぐる攻防を機に、民主党を離党した小沢一郎元代表は「国民の生活が第一」党を立ち上げた。これによって、民主党は衆議院で40名、参議院で12名のい議席を失ったこととなる。議席を持っていかれただけでなく、もうひとつ大事なものを失っている。それはキャッチフレーズだ。他党に「国民の生活が第一」という言葉をとられてしまったことで、新たなキャッチフレーズを考案する事態となった。
党首である野田佳彦総理が考えるのかと思いきや、2012年7月20日付けのゲンダイネットによると、全所属議員と県連に対して募集を呼びかけているという。これを受けてネットユーザーからは、「いっそTwitterで募集したら?」と言われているのだ。
同誌によると、民主党は「民主党キャッチ・フレーズの募集について」という文書を送り、7月30日までにメールかFAXでフレーズの案とその主旨を提出するように呼びかけているのだとか。
「国民の生活が第一」という言葉は、もともと小沢元代表が考案したものだ。したがって、新党の名前に起用したのは、当然のことと言えよう。すると民主党は、現代表の野田総理が考えるのが本来の筋と思うのだが……。キャッチフレーズ募集について、ネットユーザーは次のように反応している。
「官僚の言うことが第一」
「国民の生活は二の次」
「消費増税、原発推進、TPPでニッポンをぶっ壊す!」
「言行不一致」
「議員の生活が第一」
……など。など、すでに「 #お笑い民主党 」というハッシュタグが生成されており、これを使っているキャッチフレーズをつぶやくTwitterユーザーもいるようだ。いっそこのハッシュタグでつぶやかれた内容をもとに、キャッチフレーズ作りを行った方が良いのではないだろうか。全議員からどのようなフレーズが寄せられるのかも、興味はあるのだが……。
参照元:ゲンダイネット