大阪市で行われている大阪市職員を対象とした入れ墨(タトゥー)調査。現在のところ約3万3500人に対して調査され、133人に入れ墨があったことを報告。さらに教職員ら約1万7000人に対しても調査を実施する予定だという。

そんな入れ墨調査に対し、毎日新聞(地方版)の記者が執筆した記事が話題になっている。「多様性こそ社会」と題された記事には、以下の様なことが書いてあった。

「大阪市で行われた全職員を対象としたタトゥー(入れ墨)調査を、私は疑問に感じている。」
「私は米国留学中にタトゥーを入れた。もちろん今も体にある。」
「タトゥーを彫ったことを後悔したことはない。」
「なぜレッテルを貼って管理する必要があるのだろうか。自分が嫌いなものを排除すれば、楽だろう。しかし、そういう社会を望むのならば、ロボットの社会を作ればいい。」

(以上、すべて引用

この記事に対し、ネットユーザーは以下のような反応を示している。

「公務員の話じゃないの?」
「新聞記者に言ってるわけじゃない。」
「公務員と民間企業を一緒に考えんなよ」
「毎日新聞ではOKってだけのお話。」
「ちょっと何が言いたいのかわからないです。」
「お前の話なんて誰も聞いてないんだよ」
「不良外人の真似っこ?何しに留学したの?この記者」
「ここは日本だ。現代でもイレズミを入れた人間は、堅気じゃない国。ファッションじゃないよ。米国のビジネスマンだって、タトゥーを消す人は多い」
「こーいう事する奴がいるから刺青入ってる人が色々言われるんだと思うのよ。」

……などなど、ほとんどすべてが否定的な意見だ。ちなみに、タトゥーの入ってる都内在住のアーティストに話をうかがったところ、

「超安定な人生が約束されている超絶堅気な公務員がタトゥー入ってていいわけないだろ。そんなやつに払う税金はねえ。調査拒否してる職員がいるとかありえない。そんなやつらは公務員やめろ。ここは海外じゃなくて日本だ。そこんとこ自覚してアウトローに生きろ」。

とロックなコメントをしてくれた。また、「なんで毎日新聞はいつもいつも好き勝手やってる公務員の肩を持つんだ。気持ち悪いんだよ!」と毎日新聞に対しても言及。いずれにしても大阪市の入れ墨調査問題、今後もしばらく波紋を呼びそうだ。

参照元:毎日新聞

Photo:RocketNews24.