5月27日(日)に中国上海で行われた同人イベント「魔都同人祭10 / Comicup10」。サークルの多さも話題となったが、何と言っても特筆すべきはコスプレイヤーの多さである。来場者の約半分はコスプレ参加ではないかと見られている。

中国ではコスプレのことをCOSPLAYやCOSと表記する。日本では「レイヤー」と呼ぶが、中国ではCosをにerをつけて「Coser」と呼ぶそうだ。それでは、厳選に厳選を重ねた魔都同人祭の「Coser」の皆様をご紹介しよう!

「魔都同人祭10 / Comicup10(CP10)」では、更衣室が用意されていないもののコスプレに特に制限なし。来るものは拒まず、イベントに華やかさをそえるコスプレも熱烈歓迎。朝から多くのコスプレイヤーが衣装のまま並んでいた。

会場で多く見られたコスプレは、サークルスペースでも特設ブースが設けられていたボーカロイド、東方、Fate/Zeroだ。最新アニメのほかにもカードキャプターさくら、ヱヴァンゲリオンのアスカ、レイ、カヲル、名探偵コナンの江戸川コナン、らんま1/2ファミリーまで! 本物の中国の人がやるシャンプーを見ることができる日がくるとは……感激して涙が出そうだ。 

サークルスペースに迷惑をかけなければパフォーマンスもOKとかなりフリーダムな情況だ。あちこちでシャキーン! とポーズをキメての撮影大会が行われていた。特に美少女コスプレイヤーの周りには常に人だかり。カメラ小僧たちがついてまわる始末である。笑顔で撮影に応じ、作品について語り合っている彼らを見ていると、同人イベントはファン同士の交流の場なんだなぁという再確認させられた。

なお、本誌の撮影に応じてくれたCoserの皆さんはコスプレ歴1~2年が大半。長い人でも4年ほどだ。それでもこのこだわり、この再現度である。今後の中国コスプレ界が大変楽しみである。

Report:沢井メグ
photo:Rocketnews24.
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▼『タイガー&バニー』

▼女性版も!

▼この再現度ハンパねぇ!

▼ボカロは中国でも大人気


▼カブトさんッッ!!

▼スレイヤーズとはこれはアツい!

▼フルメタルパニックもアツい!!

▼らんまファミリー

▼シャンプーは中国人アル




▼夢のコラボ




▼美少女の周りはいつも人だかりである






▼こんな変わったレイヤーも!

▼後ろもキッチリ半分




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