2011年12月29日から東京ビッグサイトで始まった「コミケ81」(コミックマーケット)。前回夏の開催に続いて、今回も大勢のコスプレイヤーが参加し、自慢のコスチュームを披露しているのだが、そのなかでも圧倒的な存在感を放っているレイヤーを発見したのでお伝えしたい。

私(記者)は夏のコミケ、9月の東京ゲームショウ2011とコスプレを見てきたのだが、この衣装は「2011年最強レベル」といっても過言ではないだろう。徹底した作り込みをした「牙狼 – GARO – (ガロ)」の鎧は、「素晴らしすぎる!」といわざるを得ない。

12月に入ってから全国的に冷え込みが厳しく、開催日もかなり寒くなると予想されていた。だが、幸い晴天に恵まれ、気温も数日ぶりに10度を超えて、暖かく感じられたほどだ。同イベントに参加するレイヤーたちは、会場の東西に設けられた屋外の「コスプレ広場」に1日中いなければならない。この日の好天は彼らにとっても、随分助けになったことだろう。

私は夏に続いて2度目のコミケ参加だったが、今回は夏に比べてスムーズに入場できた。またコスプレ広場も、前回よりは込み合っているという印象はなく、多くのレイヤーの撮影に挑むことができた。撮影を行っている間、一際目につくコスチュームがあった。それがガロのコスプレである。全身キラキラと輝いているため、彼がどこにいても目に入ってしまう。

ガロといえば、2005年から2006年の間にテレビ東京系列で放送された特撮テレビドラマで、多くのファン層から支持を得た作品である。特に、ドラゴンボールの主題歌でも有名な影山ヒロノブ氏がテーマ曲「牙狼〜SAVIOR IN THE DARK〜」を歌っており、最高にカッコイイのだ。私はカラオケで毎回この曲を熱唱している。何度も歌いたくなるほどカッコいい曲なのだ!

それにしても完成まで、どれだけの時間と労力を費やしたのだろうか。鎧をよくよく見てみると、細部にまで徹底して気を配った様子がうかがえる。作り込まれた鎧と剣を見ているだけで、感動を覚えるほどだ。もしも会場で彼の姿を見かけたら、撮影をお願いすることを強くおすすめす。

写真:Rocketnews24
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▼ 神々しささえ感じる素晴らしいコスチューム
▼ ぬおッ! 剣の迫力がハンパない!
▼ あなたになら斬られてもいい!

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