インターネットの黎明期から、その時々で我々を楽しませてくれている言語変換フィルタサービスをご存知だろうか。ウェブサイトの文章を大阪弁、博多弁などに変換してくれるというものである。文章がそれらしく方言や色々な言葉に変換され、なぜだかめちゃくちゃおもしろい。
百聞は一見にしかず。ロケットニュース24のある衝撃記事を変換した結果をご覧いただきたい。
変換した記事は昨日20日の「田原総一朗さんにヌードグラビアの依頼がくる / 田原氏「結局断った」 依頼者「まだ完全に諦めていない」」という激震を報じたもの。
出だしの段落は、「20年以上も続く長寿番組『朝まで生テレビ!』の顔といえば、ジャーナリストで評論家の田原総一朗さん。歯に衣着せぬ数々のコメントと報道姿勢に影響を受けた人も数多い。まさに日本を代表するジャーナリストのひとりと言えよう。」というものであった。
それがなんと、な、なんと、こんな風に…。
田原総一朗さんにヌードグラビアのリクエストがくる / 田原ファミリーネーム「アフターオール断った」 リクエストパースン「まだ完全にギブアップしていない」
20イヤーノットレスザンも続く長寿番組『モーニングまで生テレビ!』のフェイスといえば、ジャーナリストで評論ハウスの田原総一朗さん。トゥースにクローズズ着せぬメニーのコメントとインフォメーション姿勢にエフェクトをアクセプトしたヒューマンもメニー。まさにジャパンをタイプするジャーナリストのひとりと言えよう。
なんだこれは??? 大阪弁でも博多弁でもないではないか? それもそのはず、「ルー語変換」というルー大柴さん公認のサービスを使って、ルー大柴さん操るルー語に見事に変換されたのである。
それにしても、さすがのおもしろさ。『モーニングまで生テレビ!』に「評論ハウス」と来て、極めつけは「トゥースにクローズズ着せぬメニーのコメントとインフォメーション姿勢にエフェクトをアクセプトしたヒューマンもメニー」。もはや何をおっしゃっているのか、さっぱりわからない。
ルー語が文字になることでより強力になり、読むとご本人の声が聞こえ、にわかに周りの空気が熱く(暑苦しく)なるように感じるのはなぜだろうか。
既にサービスをご存知の方も、そうでない方も是非ともチャレンジしてお楽しみあれ。シリアスなニュースを変換するのも一興だ。
(文=瓦野晋治)
画像: RocketNews24
変換サービス: ルー語変換(lou5.jp), 方言変換Proxyサーバ – 新蝸牛(www.yansite.jp)
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