ついにiPhone4Sが発売開始された。発売日の2011年10月14日、午前7時45分、ソフトバンクショップ表参道とKDDIデザインニングスタジオ(Kスタ)では、同時刻にセレモニーを開催。ソフトバンクショップには前日から行列ができ、発売開始直前には約200名の予約客が店舗前に列をなした。

一方のauが臨時ショップを構えたKスタでは、前日に番号付きの整理券が配布されており、番号順に入場するとのことで、思った以上に並んでいる人は少なかった。どう見ても報道陣の方が多い状態だった。だが、いずれの店舗も、この日のこの瞬間を待ち構えた人々の感動と興奮に満ち溢れていたのである。

ソフトバンクショップでは、セレモニーに孫正義社長が登場。待ち構えた予約客と報道陣に挨拶を行った。そのなかで孫社長はiPhoneを「スティーブ・ジョブズの作品」と称え、改めてiPhone4Sの発表後の死去した米アップル創設者のジョブズ氏に哀悼の意を示した。

一方auは、KDDIの田中孝司社長が開場前に報道陣に姿を見せ、「本日はありがとうございます。開場が手狭で申し訳ないです」と、わざわざ挨拶。初めてのiPhoneの発売とあって、社長自らの気構えが伺える一幕であった。

ちなみにソフトバンクショップの行列は、発売開始時間を過ぎても途絶えることがなく、さらに人の数が増えつつあるようだ。いよいよ本格的にソフトバンク対auの販売合戦が開始しそうである。なお、ソフトバンクショップのセレモニーの様子を動画でご覧になりたい方は http://goo.gl/aAzQQ からご視聴頂けます。

写真:Rocketnews24

▼ 発売開始、行列先頭の皆さんを孫社長自ら出迎えた
▼ にわかに険しい表情を見せる孫社長、緊張しているのか!?
▼ ゲストの西尾由佳理さんが登場するとにっこり