日産自動車が、ニューヨーク名物の黄色いタクシー「イエローキャブ」の独占供給業者に選定された。
海外の複数のメディアも報じており、同社の多目的小型商用車「NV200」が選ばれ、2013年の後半より専用車両としてニューヨークの街を走り出すそうだ。
他には「フォード・モーター」とトルコの自動車メーカー「カルサン・オートモーティブ」が最終選考まで残っていた。
ブルームバーグニューヨーク市長は、「ここニューヨークの次世代のタクシーは日産の『NV200』となります。『NV200』は、ニューヨーク・タクシーの歴史において、最も安全で快適で利便性の高いタクシーとなることでしょう。我々は、地元のタクシー業界の購買力なども活かした選考プロセスを進めることで、ニューヨーク・タクシーが持つ伝説的なイメージを一層高めながらもまた新しいイメージもつくりだしてくれるような、そんな最もクオリティの高いタクシーを選ぶことができました。『NV200』タクシーは、日々60万人もの乗客を運ぶニューヨーク・タクシー特有のニーズに応えつつ、またオンラインサーベイで一般より募った希望も反映された仕様で登場します。」と述べている。(日産ニュースリリースより引用掲載)
なお、2013年より10年間、次世代のニューヨーク・タクシーを同社は務めることになるそうだ。