日本の国民食とも言えるラーメン。誰もが愛して止まない麺料理なのだが、このラーメンのハンバーガーが存在するのをご存知だろうか? 麺を焼いてバンズ(パン)代わりにして、メンマやチャーシューを挟んだ、驚きの逸品なのである。

このハンバーガーは、代々木公園の屋台で販売されているものだ。元々は福島県喜多方市の「道の駅喜多の郷」が開発したという。喜多方ラーメンバーガーはご当地グルメとして、その名を知られるようになったそうだ。

ラーメンとハンバーガーの異色の組み合わせ。果たして味のほどは、いかがなものだろうか? 味は、しょうゆ、みそ、とんこつの3種。一番人気はとんこつとのことで、言われるままにとんこつを食べてみた。

まず食感なのだが、モスバーガーのご飯をバンズにしたライスバーガーに近い感じだろうか。麺を焼くので、ライスよりもさらにモチモチ。本来スープであるはずのとんこつは、ソースとして用いられている。食べ始めた段階では、あまり味がしないように感じられたのだが、食べ進めるうちに次第にとんこつ味を楽しむことができた。

食べてみた感想としては、普通のハンバーガーよりも食べ応えがある。腹持ちもしっかりしているので、男性には魅力的かもしれない。しかし、ライトにハンバーガーを楽しみたい人には、ヘビーに感じられるかも知れない。いずれにしても、ユニークなハンバーガーであることに違いない。原宿竹下通りには実店舗もあるようなので、お近くを訪ねた際は、食べてみてはいかがだろうか。

写真:ロケットニュース24

▼ 屋台で販売している。1つ500円

▼ 麺を焼いてバンズに。

▼ 腹持ちは十分、ボリューム満点。