カップルが一緒の部屋で一緒に寝るのは、もはや過去のことになりつつあると、Yahoo!米国版が伝えています。最近、多くのカップルたちが実は別々に眠る傾向にあるようです。
記事では、米国の大手紙『ニューヨーク・タイムズ』が、カップルの4組のうちほぼ1組が別々の部屋に泊まる傾向にある、しかも全米住宅建設業協会では2015年までに寝室が2つある家を建てるカップルが約60%にも及ぶとも紹介しています。
カップルが別々の部屋で寝ることは果たして好ましい傾向なのでしょうか。記事によると、確かにいびきやテレビ、シーツの奪い合いで睡眠が妨げられて関係が危うくなることがあるといいますが、精神科医で“ロマンスの専門家”であるティナ・B・テッジーナ博士は「離れて眠ることで、2人の関係にひびが入って“無関係”になることにつながり得る。お互いを避けるようになり、本当に必要なのは触れ合うこと。いびきや落ち着きのなさは記憶発泡マットレスなどが解決の手助けをしてくれるはず」と述べています。
また同じベッドで眠ることに、以下のような「メリット」も紹介しています。
■ あなたが彼と一緒にいると夜の寝つきがよくなるかもしれません。『Sleep and Biological Rhythms』というジャーナルの調査で、女性はロマンティックな関係にある誰かと一緒にベッドにいるとぐっすり眠れ、さらに男性も女性のとなりでよく眠れるそうです。男女どちらにとっても質の高い睡眠になるでしょう。
■ ベッドタイムはいつも眠るためのものではありません。親しくなるためのものでもあります。このプライベートな時間は重要で、特に子どもがいればなおさら。
■ 夜、隣同士でいることは、お互いにコミュニケーションを取るためにベストな時間の1つ。子どもや犬、電話などに妨げられることなく、シーツの中で心から話すことのできる場所があるのは結婚生活の大きな特権。
以上のことを定期的に実践しているカップルは、していないカップルよりも上手く関係を維持できてるとテッジーナ博士は述べています。