あるコンサルタント会社が世界40ヶ国を対象に行った調査によると、日本は年間の祭日が16日で40ヶ国中トップのようです。キプロスとスロバキアが、それぞれ15日で第2位と、10月14日付けのスイスの新聞『ターゲスアンザイガー』が報告しました。

祭日が多い国は?

1位 日本(16日)
2位 キプロス(15日)
2位 スロバキア(15日)

また、法律で保障されている年次有給休暇(年休)ではフランス、フィンランド、ブラジルが30日でトップ。大概の国は20日のようです。休暇が取れるか取れないかは別にして、日本も20日です。40ヶ国中、年休に関する法律がないのはアメリカだけとのこと。法律による保障は無くても、大概のアメリカ人は年間15日程度の休暇を取るそうです。

では、祭日と年休を合計すると、どの国が一番多いのでしょうか?なんと1位は41日でブラジルがトップなのです。

次いで40日のフィンランドとフランス。オーストリア、マルタ、ギリシャと続き、日本はスペインと同じ36日で40ヶ国中、5番目となっています。そしてスイスは、29日で8番目。これはヨーロッパの中では一番少ない休日とのこと。スイスの祭日は年間9日と少なくかつ振替休日がないことも影響しています。

早速、来年のスイスのカレンダーを見てみると、メーデー(5月1日)も建国記念日(8月1日)もクリスマス(12月25日、26日)も週末です。なんと貴重な祭日のうち、4日も週末に重なっています。

こうしてみると、休みが少ないと言われてる日本ですが、祭日と振替休日を考えると、「他の国に比べてそれほど少ないとは言えないのでは?」と感じます。もちろんトップのブラジルやフランスに比べれば少ないのですが・・・