米国の空港で搭乗客の裸体まで透視できるX線検出機が従来の金属探知器と取って代わる予定で、米国内で人権侵害の論議をかもしている。

アメリカ運輸保安局( TSA )は、当初、既存の金属探知機に摘発されている搭乗客にのみこのX線検出機を使用する予定だったが、全乗客が受けなければならない基本手続きに拡大すると米メディアは報道した。

既に米国19の空港の検問所でX線検出機のテストは完了しおり検査結果も良く乗客の反応も肯定的だったようだ。

これが正式にスタートすれば米国を行き来するすべての航空機搭乗客らは裸まで透視可能なX線検出機で検査を受けなければならなくなる。