みなさん、地下鉄を利用するときは大体エスカレーターを使いますよね?下りであれば階段を利用したり、荷物があたったらエレベーターを使う……というふうに、使いわけている人が多いことでしょう。

そんななか、京都には、階段を使わずにはいられない「駅」があるというのです。「一体どういうこと!?」 ということで実際に、地下鉄東西線「京都市役所前駅」に行って確認してきました。

まず、京都市役所前駅の中を歩いていると、上記のような張り紙がいたるところに張られています。内容を確認すると、要は、萌えキャラの太秦 萌(17歳)さんが階段の利用をみんなに推進してようなのです。
 
燃え燃えプロジェクト始まる!

Vol.2 地下鉄の階段を積極的に使ってダイエット。

毎日、通勤、通学などでお出かけする方には、地下鉄に楽しく乗っていただきたい。
エレベーター・エスカレーターを必要としている方には、スムーズに使っていただきたい。
元気な人に階段を楽しく上っていただきたい。そんな気持ちから始める燃え燃えプロジェクトVol.2
みなさんの優しい気持ちとともに、『エコ&健康 優しい地下鉄』今からはじめてみませんか!

今日も階段を上ってくれてありがとう。 太秦 萌(17歳)

☆燃え燃えプロジェクトVol.2は、四条駅と京都市役所駅前(京都駅でも)で見ることができます。

(※張り紙内の文章をそのまま引用掲載)
 
そして、さらに驚くべきことは、階段一段一段に、消費カロリーが表示されているということです(※地下鉄東西線「京都市役所前駅」、地下鉄烏丸線「四条駅」のこの2つの駅のみ)。なんて気合いが入っているのでしょうか、京都は!

なお、京都交通局のサイトによれば、一段当たり、上りは0.1kcal、下りは0.05kcal 消費すると想定しているそうなので、仮に100段上れば10カロリーも消費できることになります。100段で10カロリーか……

みなさんも、京都に旅行に行く機会があったら、一度、京都市役所前駅、四条駅を訪れてみてはいかがでしょうか。きっと、萌ちゃんに背中を押されて階段を駆け上がること間違いないですよー。

写真:ロケットニュース24