先日、飛行機内での放射線値についての記事をお伝えした。最高値では4.19マイクロシーベルト毎時を記録、離陸前の約42倍の放射線値だったことを確認した。ちなみに羽田~ロサンゼルスまでの累計被ばく量は27.0マイクロシーベルト。

では、米ロサンゼルスの放射線値はどのくらいなのだろうか? 一応、念の為に調べてきたぞ!

使用したガイガーカウンターは、当編集部が愛用している『DP802i』。当編集部の記者が福島の取材時にも使用したガイガーカウンターで、放射線量が高いとちゃんと反応して測定できるものである。

まずは米ロサンゼルスのダウンタウン地区。部屋の中と屋外で調べたところ、共に0.10~0.11くらいを記録。当編集部が東京で測定した数値とほぼ同等であった。

次はE3の会場でもあった「ロサンゼルス・コンベンションセンター」。測定値は0.08。東京の数値とほぼ同等である。なお、この会場のすぐ隣にはNBAの試合などが開催される「ステイプルズ・センター」もあり、ここはマイケル・ジャクソンの葬儀が行なわれた場所としても有名である。

最後はロサンゼルス西部に位置するサンタモニカのビーチである。青い海、そしてサラサラの白い砂。放射線とは無縁に思えるこの地の値は……0.10~0.11。またしても東京と同等の値である。

以上の結果からも分かるように、アメリカに行く際は放射線値を気にすることはまったく無い。何も心配せずに観光しても良いだろう。

写真:ロケットニュース24

▼ロスのダウンタウンの放射線値は……

▼0.08~0.11くらい。

▼E3会場やステイプルズ・センター周辺は……

▼やはり0.08~0.11くらい。

▼サンタモニカのビーチでは……

▼0.10。

▼特に問題はなさそうだ!