
全国に1200以上も存在する「道の駅」。地元の新鮮な野菜が買える直売所やご当地グルメが味わえるお食事処はもちろん、最近では温泉やキャンプ場、果ては遊園地まで併設されたエンタメ満載のスポットが増えている。道の駅マニアの私(スーザン。)から言わせてもらえば、これはまだ序章にすぎない。
そんな百花繚乱の道の駅界において、なんと、新潟県にある「道の駅 阿賀の里」では、道の駅の敷地内から直接船に乗り込み、大自然を巡る本格的な川下りが体験できてしまうというのだ。
気になりすぎてさっそく現地へ飛び込み、実際にその大迫力の川下りをガチ体験してきたぞ!
・見た目は普通の道の駅のようだが……
外観こそ「よくある地方の綺麗な道の駅」といった佇まいで、車を停めた時点ではごく普通の道の駅にしか見えない『阿賀の里』。しかし、外観だけで決めてしまうのはまだ早い。
広々とした物産館を覗いてみると、新潟が誇る最高級コシヒカリや、モンドセレクション最高金賞を受賞した銘柄米、さらには阿賀町の地酒「麒麟山」をはじめとする地酒の数々がずらり。
余談ではあるが、麒麟山は本当に美味しいと思う日本酒で、個人的に超おススメしたい日本酒だ。
新潟では定番の安田牛乳を使ったお土産、米菓やお饅頭など「お、地元の名産品が揃った良い道の駅じゃないか」と思えるラインナップだ。ちらっと見えたのが「メダカのつくだ煮」といった珍味すぎる珍味もあったりと、定番だけでは終わらないところも道の駅の面白いところだ。
・米どころ新潟の本気!握りたて激ウマおにぎりが食べられる「あが米亭」
見どころ満載の物産館を散策してお腹が空いてきたら、ぜひ立ち寄ってほしいのがテイクアウトコーナー「あが米亭」だ!
ここはなんと、注文を受けてからその場で握ってくれる本格派のおにぎり専門店! 新潟県のお米を使って握りたてをいただけるなんてどんなセレブでもうらやましがることだろう。
使用しているのは、阿賀町産のお米。ふるさと納税返礼品のお米部門でも非常に高い評価を得ているという、旨味が凝縮された極上のお米だ。
メニューを見て驚くのが、そのバリエーションの豊富さ! 定番の塩おにぎりや梅干し、昆布はもちろん、明太子、焼たらこ、ざく切り葉のり、野沢菜、さらには、すじこや地元の味「味噌漬け」までズラリ!
出来立て熱々の温かいおにぎりを頬張ると、ふっくらとした米粒からお米本来の甘みと旨味が口いっぱいに広がり、思わず「日本人でよかった……」と噛みしめてしまうウマさ! 舟に乗る前の腹ごしらえにも、ドライブのお供にも最高の贅沢だぞ!
・裏手に回ると……現れたのは「巨大な川」と「立派な船」
物産館のお土産を一通り吟味したところで、ふと疑問が湧いてくる。
ここまでは「お米と地酒が美味しい、メダカのつくだ煮があるちょっと個性的な道の駅」といったところ。どこをどう見ても、川下りができるような気配は一切感じられない。一体どこから船に乗るというのだ……?
気になりすぎてスタッフの方に尋ねてみると、「船乗り場は館内の奥から裏手へ抜けたところにありますよ!」とのこと。案内に従って静かな館内の奥へと進み、扉を抜けて建物の裏手へと出てみた。少し歩くとだんだんと何か姿が見えてくる。一体どんな船が待っているのか?
広い川に船らしきものが見えてきた。さぁもう少し近づいてみようか。
すると……そこに広がっていたのは、想像を絶する衝撃の光景だった!!
「いや、川もデカくて船立派!!!!」
建物の裏手に一歩足を踏み出すと、目の前には雄大すぎる阿賀野川の絶景、そして波止場に思ったより大きな船が鎮座しているではないか!
小舟でどんぶらこ……なんてレベルではない。ちゃんと大勢を収容できる船なのだ。
車を停めて数分歩いただけの道の駅の敷地内から、まさかこんなスケール感あふれる船に乗って大自然へ繰り出せるとは……!
・窓いっぱいに広がるパノラマ!静かな水面と深緑の山々に包まれる爽快クルーズ
船内に一歩足を踏み入れると、シートのすぐ横には広々とした大きなガラス窓がずらり!
この日は我々以外に乗っているのはもう一組というほぼ貸し切り状態でのびのび船下りを楽しんだ。
腰を下ろして窓の外を眺めてみると、目線のすぐ下にキラキラと光を反射する阿賀野川の水面が広がり、まるで川の上にそのまま浮かんでいるかのような不思議な感覚に包まれるぞ!
青く澄み渡る空の下、船が滑るように進んでいくと、どこまでも続く青々とした山並みと深緑の木々が目の前いっぱいに迫ってくる。ちなみに、春には新緑、夏には緑深い景色、秋には紅葉、冬には雪景色と四季折々の景観を楽しめる。日常の喧騒やドライブの疲労なんて一瞬で吹き飛んでしまうほどの解放感だ!
約40分のコースで、阿賀野川の渓谷美を堪能でき、船頭さんの軽快なトークを楽しみながら船に揺られ、「あが米亭」の美味しいおにぎりも食べながら川の景色を見るのは、これ以上ない贅沢体験だ。
外から眺める川も綺麗だが、こうして船の内側から巨大な窓越しに切り取られた景色は、まさに「動く絵画」。
波の音に耳を傾けながらゆらゆらと揺られるこの心地よい高揚感は、実際に乗った者にしか味わえない最高の醍醐味だぞ!
・休憩するつもりが川を下っていた……。道の駅阿賀の里は、ただの休憩所を越えた、大自然エンタメ道の駅だった!
外見は「よくある地方の道の駅」といった風情を漂わせつつ、その実態は、注文を受けてから握る絶品おにぎりや、メダカのつくだ煮といったディープすぎる地場産品、そして何より「道の駅の敷地内から直接、ガチの船で大自然へ繰り出せる」という異次元のアクティビティを完備した、空前絶後の「川下り天国」だったぞ!
車を停めて数分歩くだけで、目の前に雄大な阿賀野川の絶景と巨大な船が現れ、船頭さんの名ガイドに揺られながら、窓いっぱいに広がるパノラマと一体化する……。こんな贅沢で衝撃的な体験ができる道の駅は、全国を探しても他にそうそうない! 道の駅で船頭になり切れる服や笠もあったので着させてもらったぞ。
もし君が「ただのドライブ休憩じゃ物足りない」「道の駅でもっと刺激的な体験がしたい」と思っているなら、ぜひ次の週末は、愛車と共に新潟県阿賀町へ行ってみてほしい。
ちなみに全天候型あそびの広場も新たにオープンし、ネットジャングルジムやボルダリングなどが用意され、カラダとアタマをつかって自由に遊べるのだ。最新のデジタル砂場などワクワクの新体験がいっぱいの屋内遊戯施設には今後更なる注目が集まるだろう。
日本の道路がある限り、私の道の駅放浪旅はまだまだ終わらない。ぜひ次の週末は、愛車のエンジンをかけて風情あふれる新潟の里山へ出かけてみてほしい!! 次回のエリア紹介もお楽しみに。
・今回紹介した店舗の情報
道の駅名 『道の駅阿賀の里』
住所 新潟県東蒲原郡阿賀町石間4301
営業時間 9:00~17:00 (冬期間12月~3月9:00~16:30)
定休日 年末年始
参考リンク:YouTube「拝啓、道の駅から」
執筆:スーザン。
Photo:Rocketnews24.
▼YouTubeチャンネル「拝啓、道の駅から」をやっています。今回の道の駅阿賀の里を映像で分かりやすく紹介しているので気になった方はチェックしていただけると幸いです。この素晴らしさは君の目で確かめてほしい。
スーザン。




















































