夏は終わったか? いや、まだ終わっていない。今年、東日本では8月中旬に比較的涼しい日が続いたが、まだ油断はできない。ここ数日、暑さがぶり返しており、8月末にもうひと山、暑さのピークが来ることが予想されている。

言いたくないが、こう言わざるを得ないだろう……。残暑が厳しいざんしょッ!!

チキショー、こんなしょうもないこと、俺だって言いたくないんだよ! だが実際に残暑が厳しいから仕方ない。せめて股間だけでも涼しくしたいと思っていたところ、私(佐藤)に妙案が浮かんだのだった。

・最強暑さ対策

いつまでも暑いなあ……。いつになったらエアコンの世話にならずに済むのか。どうにかして快適さを確保したいんだけどなあ……。


そうだ! めちゃくちゃいいこと思いついた!! 回転すしに続いて、またしても閃いてしまうとは、相変わらず自分の天才性が怖い。


ヨッシャ、善は急げだ。とにかく行くぞ~~!


ワッセワッセ! 急げ急げ!


行ってきま~~~ッす!!


~~ 30分後 ~~


ただいま~!


お前たち~~! 買って来たぞ~~~!!


佐藤「ほれ、ハンディファンだ。エアコンだけじゃ、暑かろう」

中澤「あ、ありがとうございます」

Yoshio「ありがとう」


中澤「ふ~、涼しい!」

Yoshio「たまんねえなあ~」


佐藤「ちょ、待てぇい! 何、普通に使っとんじゃい! あほんだらッ!!」

中澤「え?」

Yoshio「ナニ?」


佐藤「お前ら、何年ロケットニュースやっとんねん! もっと上級者向けの使い方があるやろがい! 顔に当てて「ああ~気持ちイイ♪」じゃねえだろが!」


佐藤2人まとめて指導! お前らみたいなもんにはワンパンで十分じゃ!」

中澤「ひえッ!」

Yoshio「1発でまとめられて悔しい!」


佐藤「こうだろ! 男は黙って、股間にハンディ!


佐藤「ライダーベルトみたいでカッコいいだろ!」


ズギューーーーン!!!!


佐藤「2人も俺にならえ!」

中澤「こうっすか?」

Yoshio「これでいいか?」


佐藤「うむ! 苦しゅうない!」

中澤「たしかに涼しい」

Yoshio「なんならちょっと寒いくらいかも」

佐藤「せやろがい!」


佐藤「よし、行くぞ」

中澤「またこんなので出かけるんすか」

Yoshio「ヤバくない?」


佐藤「ヤバくない? だと。もっとヤバい格好で出かけて、怒られたことがあるクセに。そもそもこれは問題のある格好ではないだろ」

中澤「まあ、たしかに問題がないと言えばない」


Yoshio「それでどこに行くの?」

佐藤「Yoshioちゃん、わかってるのに聞くのはナシだぜ」

Yoshio「まあ、一応文脈上、誰かが聞かないとね」

佐藤「もう~、律儀なんだから~」


中澤「こういうネタで、あそこに行くのは何度目ですかね」

佐藤「わからん。でもあそこに行かんことにはな」

Yoshio「謎の義務感を覚えているのか」


佐藤「ここからちょっと気を引き締めて歩こう」

Yoshio「なんで?」


佐藤「ほら、交番の前だから」

中澤「さっき何も問題ないって言ってたのに」

佐藤「一応だ、一応。何もやましいところはないけどな」


佐藤「この横断歩道さえ渡ってしまえば安全圏」

Yoshio「めっちゃ警戒してるやん」


佐藤「はい、着きました。俺たちのスタバです」

中澤「何かやるときには、いつもここに来てしまいますね」

佐藤「ほかにある?」

Yoshio「まあ、ないっちゃないかも」


佐藤「よっし、コーヒーでカンパイだ!」

中澤「なんでだろう、ここでコーヒーを飲むと、謎の達成感がありますね」

Yoshio「不思議なもんで、俺たちの中のゴールになってしまってる」


そんなわけで、まだまだ暑い日が続く。せめて股間だけでも涼しく保ちたい人は、ハンディファンの装着もアリだぞ。でも過信せずに、普通の暑さ対策もしっかりしてくれよな!


~~ Fin ~~


執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24