そこまで意識が高くなくても「スパイスのほりにし」と聞いて何のことかわかる人は多いハズ。ほりにしはアウトドアスパイスで知られる調味料ブランドで、これまで多くのコンビニや飲食店とコラボを果たしている。

そのほりにしが「東京にカレー屋を出したらしい」と小耳に挟んだのは先日のこと。マジか、ほりにしが手掛けるカレーなんて絶対にウマそう! というわけで、浅草橋に急行した。

・大ヒットスパイス

1本で味が決まる手軽さと様々な素材に合う万能さ。そして絶妙な中毒性がSNS等で話題となり、瞬く間に大ヒット商品となった ほりにし。ちなみに「ほりにし」は商品名であると同時に開発者の名前であるそうだ。

公式サイトによると「アウトドアスパイス ほりにし」は発売1年で20万本以上を売り上げたらしく、現在では「辛口」や「プレミアム」も展開中。その辺りのスーパーでもごく普通に見かける人気調味料である。

・東京でカレー店

そのほりにしは元々和歌山県のアウトドアショップから誕生しているが、なんと2026年2月に東京でカレー店を出店したらしい。最寄りの駅はJR浅草橋駅で「HOTEL OUR OUR」の1階に出店しているようだ。

新宿や渋谷、浅草ではなく「浅草橋」であるところが実に渋いが、ほりにしのカレーなんて200%ウマい予感しかしない。普通に考えて「いきなり東京最強クラス」もあり得るのではないだろうか?

というわけで、JR浅草橋駅から徒歩5分ちょい歩いて『カレー処 ほりにし亭』へ。なお『カレー処 ほりにし亭』は11時から15時までの4時間のみの営業であるため、来訪時間にはご注意いただきたい。

さらに言うとホテルに入ってすぐのカウンターで先に注文と会計を済ませ、奥のテーブルでカレーをいただくのが ほりにし亭流。勝手にズカズカ店内に入って行かないように気を付けよう。

・メニューは2種類

で、メニューは「牛すじカレー(1280円)」と「牛すじカツカレー(1680円)」の2種類で、今回はカツカレーをオーダー。店員さんいわく「カツを揚げるのでお時間いただきます」とのことであった。

10分ほどで運ばれてきたカツカレーは、特に「スパイスの香りがすごい!」という感じはしない。とても美味しそうなカレーである一方で、普通と言えばごくごく普通のカツカレーにも見える。

気になるお味は「最初は甘くて後味がキリッと辛いカレー」で、食べている最中はそこまでスパイスを感じない。……が、強烈ではないものの、後味に “ほりにしの風” を感じるスパイス具合だ。

・カレーゆえに

そんな予感は少ししていたが、大抵のカレーはスパイスが十分に効いているため、例えば肉や目玉焼きに ほりにしをかけて食べるくらいのインパクトは無かった。とはいえ牛すじの濃厚な旨味が大変美味しいカレーであることに変わりはない。

また備え付けの「辛増し」を追加すると、甘さと辛さのコントラストがより際立つ。ついでにカツも揚げたてサクサクで、カツカレーのカツとしては十分なウマさであった。

総じて『カレー処 ほりにし亭』は、想像していたようなスパイスギンギンのカレー屋ではなかったが、牛すじのコクと後味のスパイス感が美味しいカレーである。記者が訪れていたときは比較的空いていたため「穴場」と言えるかもしれない。

・今回訪問した店舗の情報

カレー処 ほりにし亭
住所 東京都台東区柳橋2-20-13 HOTEL OUR OUR 1F
営業時間 11:00~15:00
定休日 不定休

参考リンク:アウトドアスパイス ほりにし
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.

▼カツは揚げたて。