この世には食いしん坊と食いしん坊でない人がいる。タイプこそ違えど、ロケットニュース24編集部の社内で「食通だな」と一目置いているのがP.K.サンジュン氏である。

だいたい、美味しかったものの話が合うのがP.K.サンジュンで、互いに最近食べたアイスはアレが美味しかったなどと言っている。

そんなP.K.サンジュンも私も甘党……。聞けば、サンジュン氏はスイーツビュッフェに行ったことがないという。

おそらく日本一豪華でキュートだと思われるスイーツビュッフェを提供しているヒルトン東京のマーブルラウンジに連れていってみることにした!

・ヒルトン東京のスイーツビュッフェとは

今でこそ、インスタ映えするスイーツビュッフェやアフタヌーンティーなどが増えたが、その礎ともなるものを築いたのがヒルトン東京 マーブルラウンジである。

2015年ごろから、シーズンごとに趣向をこらしたテーマ性のあるスイーツビュッフェを展開。

ただのいちごフェアとかチョコフェアというのではなく「不思議の国のアリス」や「ヘンゼルとグレーテル」といった童話の世界と絡めて、まるでおとぎの国に迷い込んだようなディスプレイとメニューでスイーツ好きを虜にしてきたのだ……! 

ビュッフェは2020年のコロナ禍で下火となり、かわりにアフタヌーンティーが台頭してきているが、ヒルトンは変わらず夢のようなスイーツビュッフェを展開していた。

今回訪れたのは、おそらく1年で最も人気のあるストロベリーフェア。今年のテーマは「モノクロ・ガールズパーティー」といって、女の子のお部屋をイメージしたものらしい。

甘党とはいえ、おっさんを連れて行くのはやや不安があるけど、まあ大丈夫でしょう。

ちなみに、2時間食べ放題で平日1名 税込5900円(土日祝は税込6500円)である。


・ホテルのラウンジで待ち合わせたが……

ヒルトンといえば高級ホテル。いつもは適当な服を着ている私も少しおめかしして待ち合わせをしたのだが……。


P.K.サンジュン氏はいつも編集部に来るときとなんら変わらない格好で来た!


山で遭難してもすぐに見つかりそうな蛍光グリーンのダウンジャケットにサングラス。冬季オリンピックにでも出るのかな。ヒルトンのラウンジでも一発で見つけられていいけどさ……。

マーブルラウンジのスイーツビュッフェに来ているのは95パーセントが女子。残りの5%ほどが男性……という感じだろうか。家族連れでもない普通のおっさんは……サンジュン氏くらいしかいない。


・どうフォーメーションを組むのか


食いしん坊のサンジュン氏がどんな順番でこのビュッフェを制するのか私は気になっていた。そう、スイーツビュッフェを美味しくいただくには、戦略的に攻める必要があるのだ。


たくさんのスイーツと、意外なほどの軽食の多さにテンションが上がっているサンジュン氏。


まわりの女子たちがキュートなスイーツとディスプレイの写真を撮る中、サンジュン氏の目には食べ物しか写っていないらしく……。


「腹減ってるんで、まずは軽食系からいきます!」と、宣言。

いきなりピラフやマカロニなどを片っ端から取っていき……。


大皿に軽食類を全部盛り付けた! 

たしかにヒルトンは甘いものだけじゃなくてご飯類も充実してるけど……。マジかよ、スイーツビュッフェの初手でいきなり軽食全種いくんか! 我々は若者ではなく40代以上だというのに、このあとスイーツイケんのか?


・スイーツビュッフェ5回目の私のチョイス

自慢ではないが、私はヒルトンのスイーツビュッフェは5回目。これまで何度も失敗してきている。

私の戦略は、初手で炭水化物系を取りすぎない……である。


どんなにキュートに見えても、小麦をメインにしたパウンドケーキ類は先に取らない。理由は簡単、腹にたまるからである。


ゼリーやムースなどツルッといけるものをメインに、気持ち少なめに盛り付ける。


そして、チェイサーとして軽食を取っておく。こちらも気持ち少なめ、サラダやオードブルなど腹にたまりづらいものをチョイスする。


ちなみに、少なめに盛り付ける理由は、視覚的にお腹いっぱいにならないようにである。食べてないものが皿に残っていると、給食みたいにノルマ感が出てしまうのだ……。


・サンジュンの2巡目

と、私が1皿目を取り終えて席に戻ると……サンジュン氏はもう1皿目を平らげて、2皿目に突入するところ! ついにスイーツへ! 


順番にケーキを全てとっていき……


戻ってきて見せてくれた皿には……皿に乗れるだけ乗せたスイーツ祭り。とにかく目の前にあるものを順番に皿に乗せたらしい。


「俺はとりあえず全種類食べて、美味しかったやつをリピートしたいんすよ!」


と、じっくり味わうでも愛でるでもなく、すごい勢いでスイーツを平らげていく。


すごいけど大丈夫か? たしかに全種類食べたいけどさ……。

「ビュッフェに関しては、俺は先行逃げ切り型です、余裕ですよ」


なるほど、競馬でいったら大逃げのサイレンススズカみたいな感じか。ペースもなにもなく、とにかくゴールまで最速でぶっ飛ばして行く……。やっぱりアラフィフとはいえ、男性はたくさん食べられるもんなんだな。


そうして、サンジュン氏は開始から1時間も経たないうちに3皿目へ……。


「これで多分全種コンプリートっすね」


と言いながらバクバク食べるサンジュン氏だったが……


途中で様子が変わってきた。


「甘ぇのばっかりで飽きてきたな……」


やはり、炭水化物祭が効いたのか、明らかにペースが落ちている。最後のチョコのカップケーキを食べながら、苦しそうな表情。サイレンススズカっていうか、第3コーナーでバテるツインターボみたいである。


そして出てきた言葉が


「あ〜、寿司食いてえ……」


スイーツビュッフェに来て寿司が食べたくなるとは……。でも、わかる。軽食類も洋食なので油分が多めで、腹にたまるし、口の中をサッパリさせる寿司のようなものが食べたくなるのだ。


・私はスイーツ続行、一方……

最初にとった軽食とツルツル系フルーツを攻略したので、私は2皿目へ。

ここで初めて粉もんスイーツに手を出すが、カップケーキなどの焼き菓子類には手を出さない


綺麗なデコレーションケーキや……



冷たい鉄板でフルーツやポップコーンと混ぜて作ってくれるオリジナルアイスなどを狙って


少量だけ盛り付けて戻る。


席に戻るとサンジュンの手は完全に止まっていた。美味しかったものをリピートする宣言はどこへやら。

「甘いものと苦いコーヒー、しょっぱいもので無限にイケると思ったけど、無理っすね」


結局、サンジュンがリピートしたのはスイーツではなく……サッパリ系の軽食「チェリートマトとモッツァレラのオードブル」らしい。


私はスイーツを平らげたあとに、さらに軽食をおかわりし、生のいちごを食べまくった!

美味しく食べられるペースで最後まで完走できて満足。


ラスト1時間、サンジュンはフルーツの乗った皿を見つめながら、コーヒー片手に最近ハマった「No No Girls」およびHANA、そして、ちゃんみなの素晴らしさを語るばかりであった。ちなみに、サンジュンは最近ずっと事務所ではHANAの話しかしていない。

・最終結論

さて、華やかなスイーツビュッフェを2時間堪能したあと、何が一番美味しかったか、お互いに発表した結果……。


P.K.サンジュン「シャンパンストロベリーのシェイク。酸味があって、するっとイケた」


御花畑マリコ「いちご。なんだかんだで生のいちごが一番美味しい」

という、夢のない結果になってしまった! そう、ビュッフェってケーキとかじゃなくて最終的にサッパリ系にいきつくんだよねえ。

ビュッフェは人によってスタイルがある。サンジュン氏のようにフルコンプを目指して最初に勢いよく食べるか、私のように、フルコンプは諦めて少しずつゆっくりと最後まで食べるか……。

あなたはどっち派だろうか? ヒルトンマーブルラウンジのストロベリーフェアは2026年5月上旬まで。まだまだやってるので是非ともチャレンジしてみてほしい!


参考リンク:ヒルトン東京 マーブルラウンジ
執筆:御花畑マリコ
Photo:RocketNews24.

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