
ジャンボ!チャオスだよ。 今回も、リクエストボックスに届いた質問に答えたい。
「大好きな連載で更新を心待ちにしています。以前YouTubeで、カンバ族には養蜂をする人が多いという情報を見ました。チャオスさんの故郷のマチャコスにも養蜂をする人は多くいるのでしょうか?
また、私は紅茶にはちみつを入れて飲むのが好きなのですが、カンバ族の間でそのような飲み方は一般的でしょうか?」
アサンテサーナ(どうもありがとう)! 僕たちカンバ族の文化にとって、ハチミツはとっても身近で大切なものなんだ。もちろん僕の故郷マチャコスでも、養蜂はすごく盛んだよ。
それじゃあ、カンバ流のハチミツ作りの様子をのぞいてみよう。
・カンバ流、自然と共に生きるハチミツ作り
カンバ族の間では、養蜂はすごくポピュラーな習慣なんだ。収穫したハチミツは自分たちで楽しむだけじゃなくて、市場で売ることもあるよ。
1. 巣箱は「買う」んじゃなくて「作る」もの
僕たちは、お店で巣箱を買ったりはしないんだ。森へ行って、中が空洞になっている大きな木を探すところから始まるよ。
その木を切り倒して、丁寧に彫り込んで手作りの巣箱を作り上げるんだ。これぞ職人技だね。
2. ミツバチを招待するコツ
巣箱ができたら、木の上に吊るして設置するよ。地面に近いと害虫が寄ってきちゃうからね。
でも、ただ吊るすだけじゃダメなんだ。ハチたちが通りかかった時に「おっ、いい場所だな」って思ってもらえるように、特別な花の香りで巣箱の中を掃除して、ハチを誘い込むんだ。
3. 収穫は「夜」の真剣勝負
いよいよ収穫の時。僕たちは決まって夜に作業をするんだ。
苦い木の枝を燃やして、ハチが苦手な煙を出すのがコツ。そうすることで、ハチを刺激せずに追い払うことができるんだ。
そして一人がロープを持って木に登る。ゆっくりと慎重に巣箱を地上に降ろす……。
こうやって、大切にハチミツを収穫するんだよ。
・4. ハチへの思いやりと美味しい食べ方
収穫のとき、全部のハチミツを奪ったりはしないんだ。少しだけハチミツを残しておくのがカンバ流。
そうすれば、ハチたちがどこかへ行かずに、またその巣箱に住み続けてくれるからね。
収穫したての新鮮なハチミツは、ケニア・ティーに入れたり、パンに塗ったりして食べるのが最高に美味しいんだ!
森の恵みを分けてもらうカンバ族の知恵、どうだったかな? 自然への敬意を忘れないのが、僕たちのスタイルなんだ。
また何か気になることがあれば気軽にリクエストボックスに質問してきてね。僕もネタになるのでありがたいから。ではクワヘリ〜!
執筆:チャオス(カンバ族)
超訳:GO羽鳥
Photo:RocketNews24.
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