2025年12月10日、サンドイッチの『サブウェイ』が新商品の発売を開始した。どうせ何かしらのサンドイッチでしょ~? ……と思いきや、新商品はなんとクッキーだという。

しかもクッキーは店舗内で焼き上げられるらしいが、それにしても……クッキーだと? というかアメリカっぽくて超いいじゃん! というわけでひとっ走り、サブウェイへと急行した。

・店内焼き

スタバを筆頭に現在ではクッキーを提供する店が非常に多い。甘いクッキーは当然コーヒーとの相性が抜群。安定感のある味わいも人気の秘訣なのだろう。

一方で「ハチャメチャ美味しいクッキー」もなかなか無く、そこにチャンスがあるのかもしれない。店内焼きのアドバンテージを活かせれば「クッキーのサブウェイ」と呼ばれる可能性もあるハズだ。

・1枚250円

さて、サブウェイによると今回発売となったクッキーは「チョコチップ」と「ホワイトマカデミア」の2種類。いずれも価格は250円で、どちらもカロリー200kcal超えとなかなかの本格派らしい。

というわけで、最寄りのサブウェイで「チョコチップ」と「ホワイトマカデミア」を1枚ずつ購入。なお、サンドイッチに「クッキー + ドリンクS」が付いたクッキードリンクセットも380円で発売されていた。


・スタバと比較

またサブウェイのクッキーだけだとフワッとした結論になる可能性があるため、今回はスタバのクッキーと比較することに。価格はどちらもサブウェイより10円安い240円だ。

で、まずは大きさを比較すると……おや、意外。重量に関してはスタバの方が重かった。チョコチップの47g(サブウェイ)と53g(スタバ)は僅差と言えるが、ホワイトマカデミアの、


38g(サブウェイ)


50グラム(スタバ)


こちらの違いはなかなか大きいかもしれない。パッと見の面積的にはサブウェイの方が大きく見えたが、重量ではスタバに軍配が上がった。

・味も違う

肝心の味の比較だが、チョコチップもホワイトマカデミアも共通しているのは「サブウェイの方が俄然甘い」ということ。サブウェイの後だとスタバは甘さを感じないほど、サブウェイの甘さは圧倒的だ。

この甘さはそれこそ「アメリカの田舎のグランドマザーを思わせるレベル」で、ノドが焼けるほど甘い。が、ある意味ではより踏み込んだ本格派であり、中毒性を兼ね備えた美味しさでもある。

また食感はサブウェイが「クリスピーからの中しっとり」だとすると、スタバは「ずっとサクサク」といった感じ。思いのほかスタバは食感が単調だったため、食感の楽しさではサブウェイの圧勝であろう。


・エッジが効いたクッキー

総合的には価格差や重量差がありつつも「個性のあるサブウェイの勝ちかな~?」としておく。ただこれを完成系とせず、さらなる “クッキー道” を極めて欲しい。

というわけで、サブウェイが開始した店内焼きクッキーは「とにかくビビるほど甘い」とご記憶いただければ幸いだ。それこそアリが狂喜乱舞するほどの甘さなのでコーヒーと一緒にどうぞ。

参考リンク:サブウェイ
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.

▼チョコチップの重さ。サブウェイが47グラム。

▼スタバが53グラム。