ポールダンスで安いレザーパンツ(革パン)を使ったところ、なかなか良いな……となり、もっと良いやつが欲しくなった。


いろいろ探してみると、いくつか「定番」があるようで、そのうちのひとつレザー専門店「LIUGOO LEATHERS(リューグーレザーズ)」の革パンを買うことに決めた。

Amazonにも売っていたうえ、なぜか値下げになっていた(ブラックフライデーだから?)ので、Amazonで購入。35200円のところを、私は28160円でゲットできた!


んで、届いたので履いてみたところ……


だいぶ丈が長かった。


折ってみると、だいたい7〜8cmは余分だった。しかし革パンをロールアップして履くのも変だし、ここは丈詰めだろ! と、「お直し屋さん」に持って行って相談することに。


すると……丈詰めだけで4500円ほどかかるという。エーッ! 高い!! レザーだから? デニムとかならもっと安いのに……。ともあれ、いろいろなことを教えてくれた。


・レザーパンツの丈詰めは3通りある

レザーパンツの丈詰めは3通りあるらしい。まずは、デニムやスラックスの丈詰めのように、数センチ余分に残してカットして、内側に折りたたんで縫う方法。


仕上がりは綺麗だけども、弱点は「折りたたんだ裾の部分に厚みが出る」こと。つまり、少し出口(?)というか裾が狭くなるのだ。


続いては、縫うのではなく、ボンドで接着する方法。これもまた結局折りたたんでの接着なので、「折りたたんだ裾の部分に厚みが出る」のには変わりないという。


最後は「切りっぱなし」。元の状態も切りっぱなしだし、この方法を選択する人が多いという。でも切るだけなら自分でもできそうだし……と、この時は「一度持ち帰って考えます」と退散した。


あらためてLIUGOO LEATHERS(リューグーレザーズ)のサイトを調べてみると、自分でやる丈詰めに関する情報がチラッと書いてあった。(PDF


お直し屋さんと同じく、「切りっぱなし」と「折り返し」、2通りの方法があるようだが、圧倒的に簡単なのは「切りっぱなし」だったので、私もこの方法でいくことに。



・自分で丈詰めやってみた

高いモンだし、一生モンだし、ここは慎重にやってみる。まずは余分な7〜8cmの間をとって7.5cmの部分に定規を置いた。なぜなら、チャコペンもサインペンも鉛筆も、革には何も書けなかったからである。


そしてカッターナイフで何度かスー・スーと切れ目を入れていくと……


めちゃくちゃ綺麗にカットできた! ハサミ使わなくてよかった……。


そして、「裾の両端の縫い目をボンドで止め、縫い目のほつれを防ぎます」をやるために購入したボンドを登場させ、縫い目部分をボンドで固定。


くっつかないように工夫しつつ、半日ほどクローゼット内に干して、ボンドを完全に乾かした。


んで、半日後に確認したところ……


光沢があり濡れているようにも見えるが、しっかりボンドは乾いていた。


さっそく履いてみると……


丈はジャストだし


フォルムも最高だけど……


硬えええええええ!(泣)

屈伸すらできねええええ! こりゃ履きまくって、革を柔らかくしないと普段使いすら難しいぞ……てな感じで、その日以来、

連日、革パン野郎になっているのであった。それもあってか、徐々に革は柔らかくなりつつあり、少しずつ履きやすくもなっている。良いものを買った! こりゃ一生モンになるぞ。



ただ、このメーカーのこの革パンでは、ポールダンスはできないかな〜。あくまでも普段使い。もしくはバイク用。そんな革パンだった。購入時の参考になれば幸いである。


また、実はもう1本、狙っている高級な革パンがある。どうしてもポールダンスで “安いやつじゃないやつ” を使ってみたいのだ。もしも買ったらまた報告したい。


参考リンク:LIUGOO LEATHERS(リューグーレザーズ)
執筆:GO羽鳥
Photo:RocketNews24

▼普段から履きまくって、革を柔らかくしないと……