松本人志プロデュースの新作コンテンツを楽しめる「DOWNTOWN+(ダウンタウンプラス)」が話題だ。SNSでは「松ちゃんが帰ってきた」「想像より面白い」などの声が相次ぎ、サービス開始直後から注目を集めている。

そんな流れで私も1カ月だけ試してみることにしたのだが、番組の尺が短くスマホで気軽に観られるため、スキマ時間だけで十分 “元が取れる” 内容だった

編集部で「ダウンタウンプラスどう?」と聞かれた際も「会員の有効期限が切れたので(1カ月経過したので)、またコンテンツがたまったら一気見しようと思ってます」と答えた。ところが……その認識は完全に間違っていた

・ダウンタウンプラス

念のためアプリを開いてみたら……まだ視聴できる。あれ? ログイン状態が残っているだけだろうか。いや違う。普通に最新エピソードが再生される。

どうやら自動更新されているらしい。おっとっと、これは先に解約方法を確認しておくべきだったかも。ということで、実際にアプリから解約手続きをしてみることにした。

というのも以前、DAZN(ダゾーン)の解約でメチャメチャ苦戦したから。解約ボタンまで全然誘導されず、ようやくたどり着いたチャットサポートは9人待ちという地獄を味わった。サブスクは登録前に解約方法を確認した方がいいという教訓を得たのである。


・解約方法

そんなわけで、さっそくアプリ右上の「マイページ」を開いて「アカウント管理」をタップすると……


画面にしっかりプラン加入状況が表示されている。次回更新日は「2026年1月1日」とのこと。その下に「支払い方法の変更、解約する場合はこちらからお手続きください」なる案内があった。わざと小さく隠してあるようなことはない。


この先もシンプルだった。アカウント管理メニューから「解約手続きへ」をタップして、そのまま……


「有料プラン解約を進める」からの……


「有料プラン解約する」と進めば……

あっさりと手続きが完了した。


外部ページへ遷移する場面はあるものの、面倒なアンケートも引き止め文句もなし。わずか1分で解約が終了。

解約後も「次回更新日までは視聴可能」とのこと。今回の場合、アプリには「1月1日までは有料サービスをご利用いただけます」と表示されている。ユーザーにとってストレスの少ない設計になっていると感じた。


・1カ月使ってみた正直な感想

サービス開始直後なので番組はまだ多くないが「7:3トーク」「ノスタル10分」「大喜利 GRAND PRIX」など、松ちゃんらしい企画がすでに多く揃っている。

とくに私がハマったのは、笑い飯の漫才は何回目が1番面白いのかを検証する『松本教授の笑いの証明』や、面白くない会話をし続けたものが優勝する『実のない話トーナメント』。CMがないからテンポも良く、気づけば続けて何本も見てしまう。

松ちゃんの生配信で「潤沢な資金があるからなんでもできる」「テレビに出られない芸人も出てほしい」「ここから新しいスターが誕生するかもしれない」と語っていたのも象徴的。お笑いの未来を想像させる内容だった。


・気軽に楽しめる

月額1100円は決して激安ではないが「見たい時だけ登録をする」という使い方もしやすい。解約が簡単なサブスクは、それだけで良心的ではないだろうか

ストレスのない視聴体験と「松ちゃんの新しい遊び場」としての可能性を考えると、気になっている方はとりあえず1カ月だけ試してみる価値は十分あるだろう。興味があればぜひ!


参考リンク:ダウンタウンプラス
執筆:砂子間正貫
ScreenShot:DOWNTOWN+