毎年この頃のなると「新語・流行語大賞」が発表される。今年は12月1日に発表を控えており、すでにノミネートした30語が公表されている。今年を象徴する言葉はどれになるのか?

そんななか、総合ネットセキュリティ企業「イー・ガーディアン株式会社」は「SNS流行語大賞2025」を発表した。1位は大阪万博のマスコット「ミャクミャク」に決定したわけだが、そのランキングが大変興味深い。

トップ10入りしたものはまあわかるとして、11位~30位に意外なワードが続出! あなたはいくつわかるだろうか

・SNS流行語大賞とは?

SNS流行語大賞は同社が2019年から発表しているもので、X(旧Twitter)でもっとも投稿されたフレーズ(ワード)を集計したものである。

同社のリリースによると、「ミャクミャク」はキャラクターが初めて発表された2022年に初登場して、同年7位にランクインしていたという。当初はその意外すぎる見た目に否定的な声もあったのだが、万博が開幕する頃にはその反応が一変し、大人気となった。

お土産やグッズに人気が集まり、入手困難になったアイテムも出るほど。最終的に10月の万博閉幕時には、「ミャクミャクロス」という言葉まで生れたほどだ。

まさに今年のSNSを象徴するのにふさわしい言葉ではないだろうか。


・こんなのあった?

このランキングは30位まで発表されている。トップ10は私(佐藤)も辛うじてわかるのだが、11位以下を見ると、わからないワードもチラホラ……。こんなのあったっけ? っていうか、おじさんだから知らないワードがあるのも当たり前なのかな~。


たとえば、12位の「パペットスンスン」がわかりません。

SNSで人気のパペット(人形)キャラクター、およびクリエイターのことなのだとか。Youtubeのチャンネル登録者は200万人を超え、フジテレビの「めざましテレビ」でもショートムービーを放送している。


続いて21位の「〇〇~! (は~い!) 何が好き?」もわからないな。

これは声優ユニット「AiScReam」の楽曲『愛♡スクリ~ム!』の歌詞に基づいたフレーズとのこと。


最後に25位の「くるち♡くるち♡」ってナニ?

これは「苦しい」ということらしい。


11位から30位までは以下の通りだ。


このランキングはXの投稿を元にしている。したがってXを積極的に使っている人には、馴染みの深い言葉が並んでいるのかもしれない。あいにく私は、今年初めにスマホを買い替えた際に、アカウントの移行に失敗してスマホでアカウントにアクセスできなくなってしまった。そのためXでの話題に疎くなったのかも……。

とにかく全部わかったかな? イー・ガーディアンのサイトには部門別のランキングも紹介されているので、そちらもチェックしてみてくれ!


参考リンク:イー・ガーディアンPRTIMES
執筆:佐藤英典
イラスト:Rocketnews24