元気ですかーーー! 元気があれば何でもできる。元気があれば まちおかにも行ける。そして1000円あれば まちおかで大満足できる!! シリーズ『最高な1000円の使い方』の第38回は街のお菓子専門店「おかしのまちおか」が登場だ。

リーズナブルな価格と安定の品揃えには定評のある おかしのまちおかだが、果たして参加者たちはどのように1000円を使い切ったのか? わくわくが止まらない「最高の1000円の使い方 おかしのまちおか編」は以下でご確認いただきたい。

もちろん今回も勝者を決めるのは読者のみなさんです! 記事の最後でお気に入りのオーダーに清き1票をよろしくお願い致します!!

・1000円を使い倒せ

まずは本企画の概要を説明しておこう。『最高な1000円の使い方』はその名の通り、最も有効的な1000円の使い方を模索する企画である。

もちろん1円でもオーバーした時点で即失格! 参加者は1000円のポテンシャルを引き出すセンスや知識、時にはイマジネーションすら求められるガチ企画となっている。

・わくわく

さて、都内ではまあまあの頻度で見かける「おかしのまちおか」だが、調査によると大阪や京都などの関西圏、また愛知や岐阜などの中部エリアにも進出しているそうだ。

販売している商品はスーパーなどとさほど変わらないものの、お菓子だけがずらっと並んだ店内は幸福度がハンパない! ワクワクが止まらない街のお菓子屋さん、それが『おかしのまちおか』なのである。

そんな中、参加者たちはワクワクと冷静さをどのように両立させたのか? 総勢11名による渾身のプレゼンテーションは以下の通りである!


・古沢崇道「集中力あげあげグミづくし」

コーラアップ: 247円
タフグミ: 213円
カンデミーナグミ: 193円
つぶグミ: 159円
ハリボー: 159円
合計 971円

「仕事中は集中力アップのためにいつもグミを噛んでいる私。グミなしでは落ち着いて作業ができないくらいグミを愛している。今回は私が食べてきた中でも歯ごたえ抜群のグミを約1000円分揃えてみたぞ。

ちなみに1番のお気に入りは『コーラアップ』。噛むたびに口の中でブリンブリンと弾ける食感は最高である」


グミが大好きな古沢は安定のグミ攻め。女性人気が高いグミのゴリ押しで、手堅く女性票を獲得したい。


・砂子間正貫「遠足でお菓子を1000円分を買うならこれ!」

スコーン: 106円
プロ野球チップス: 130円
ヨーグレットミニ: 159円
生ラムネ玉: 149円
アーモンドチョコ: 279円
モッチュ: 149円
レジ袋: 3円
合計 975円

「遠足で「お菓子は1000円まで」と言われたらコレを買うという完全に好みのセット。チョコもポテトチップスもグミもバランス良く揃えることができた。さらにオマケ付きのプロ野球チップスまでゲットして超満足!

この中でとくに好きなのは「生ラムネ玉」と「スコーン」。ちなみにプロ野球チップスのカードは日ハムの清宮選手と楽天の早川投手でした!」


砂子間は「遠足」をテーマにしたセレクト。バラエティに富んだお菓子の中でも「プロ野球チップス」が小学生らしくて良き。


・和才雄一郎「コスパと懐かしさの融合セット」

小枝 まるごとレモン × 9: 954円
ビッグカツ: 39円
合計 993円

「おかしのまちおかでは、特定の商品が割引されていることがよくある。コスパを追求するなら、このセール品を攻めるのが王道……と思って店舗に行ったら、私の大好きな小枝が安く売られていた。

これを一気に9個も大人買い。なんという贅沢か。こういう買い方ができることも、おかしのまちおかの良さだろう。

それからもう1つ。おかしのまちおかでは昔懐かしのお菓子も売られている。たとえば、ビッグカツなんてまさにドンピシャだ。味的にはしょぱい系だから、甘い小枝との相性もいい。2つを合わせて合計993円。優勝はいただきました!


セール品を大人買いして勝負に出た和才。一点突破が吉と出るか凶と出るか? 「小枝 まるごとレモン」の評価は如何に?


・原田たかし「大容量! お酒のツマミセット」

柿の種12袋入り: 474円
タラタラしてんじゃね〜よポット入り: 410円
お得なカルパス: 106円
合計 990円

「おかしだけでなく、お酒のツマミが安く買えるのも「まちおか」のいいところ。大容量だとさらに安くゲットできるから、もし好みのツマミがあるなら探してみるのをオススメしたい。

いろんなものが売られているし、商品棚を見ているだけでも面白いぞ!


お菓子ではなく「お酒のツマミ」をテーマに組み立てた原田たかし。大人のチョイスで、菓子票ではなく酒票を獲得したいところだ。


・Yoshio「どこよりも安いぞセット」

フェットチーネグミ イタリアングレープ味: 106円
フェットチーネグミ シャインマスカットホワイトソーダ味: 106円
UHA味覚糖 さけるグミ: 85円
ポテコ あっさりうましお味: 85円
なげわ うましおバター味: 85円
チップスター コンソメ味: 106円
キャラメルコーン ソルティーパイン味: 63円
プリッツ 旨サラダ: 99円
ミニシルベーヌ バニラ&ココア: 236円
レジ袋: 3円
合計 974円

「最近、どこのスーパーでもお菓子が高い。特にチョコレートの価格は異常。なので、私はドラッグストア、コストコなどでお菓子を調達する。そして今回買ったお菓子は、スーパーよりも安く、さらにドラッグストアの価格よりも安いと感じられたモノだけをチョイスした。

特に「キャラメルコーン ソルティーパイン味」が1個63円(税込)は驚愕。今回の布陣はまさに激安オブ激安。おかしのまちおかでは、特価になったお菓子だけをせめていきたい]


コスパ重視のYoshioは、とにかく安い商品を片っ端から購入。その価格は確かに安く、普段からスーパーやドラッグストアで買い物していることを感じさせる。


・佐藤英典「チョコパイ + カントリーマアムセット」

チョコパイ(1箱): 236円
チョコパイ ほろ苦ダークカカオ: 149円
チョコパイ 蜜芋バタータルト: 149円
チョコパイ 和栗モンブラン: 149円
チョコパイ とろ甘キャラメルバター: 149円
カントリーマアムチョコまみれ: 20円 × 8個

「私はチョコ好きだが、普段食べる菓子はせんべいと決めている。チョコはやっぱり太るんだよねえ。だから、口寂しさを紛らわせるために、糖分の低い米菓を好んで食べているのだが、せんべいで勝負しても勝てん!

そう判断して、今回はチョコパイに全振りしてみた。端数は1個20円、現代のチロルチョコとでもいうべき、カントリーマアムチョコまみれで帳尻を合わせた格好だ。これなら勝てるだろ」


佐藤パイセンは怒涛のチョコレート攻めで勝負に出た。オールチョコは佐藤パイセンだけなので、チョコ票を確実にゲットしたい。


・あひるねこ「かつて少年だった俺に贈るセット」

チョコあ〜んぱん: 118円
チップスターうすしお: 106円
アポロ: 169円
プリッツ旨サラダ: 99円
ハイチュウグレープ: 99円
チョコパイ: 236円
うまい棒テリヤキバーガー味: 16円
うまい棒めんたい味: 16円
ベビースターラーメンミニ チキン味: 37円
キャベツ太郎: 30円
焼肉さん太郎: 16円
わさびのり太郎: 16円
ビッグカツ とんかつソース味: 39円
レジ袋: 3円
合計 1000円

「来月で40歳になる。今ではお菓子を買いたいという欲求もほとんど消え去ってしまった。そこで今回は、かつて自分が好きだった商品だけを夢いっぱい買ってみることに。

駄菓子にチョコ系、しょっぱ系などなど、少年時代によく食べた懐かしいお菓子を幅広く揃えてみたぞ。このセットを30年前の私にプレゼントしてやりたい。きっと狂喜乱舞するはずだ」


あひるねこは駄菓子を中心にしたわんぱくなチョイス。得意の酒を封印して、お菓子でも強いところを証明したい。


・GO羽鳥「チップスターSイーソー(一色)」

チップスターSうすしお: 106円
チップスターSうすしお: 106円
チップスターSうすしお: 106円
チップスターSコンソメ: 106円
チップスターSコンソメ: 106円
チップスターSコンソメ: 106円
チップスターSのりしお: 106円
チップスターSのりしお: 106円
チップスターSのりしお: 106円
レジ袋: 3円
合計 957円

「キックボクサーでもありポールダンサーでもある私は鍛え抜かれた体が資本。よって節制気味な食生活をおくっており、そう簡単にお菓子なんて食べないのだが、チップスター(S)だけは話が別。

当然、おかしのまちおかに行ったら、一直線にチップスターを拝みにいく。するとどうだろう。7日間限定で99円(税込106円)で販売中とのことではないか。ならば、迷うことなく9本だ」


お菓子のイメージがあまりGO羽鳥だが「チップスター」は大好物のもよう。男らしさ全開のチップスター全振りでどこまで票が伸ばせるだろうか?


・中澤星児「東京にない関西の超定番お菓子が売ってたよセット」

おにぎりせんべいファミリーパック: 366円
お徳用 訳ありふ菓子: 366円
おかしのまちおか緑茶500ml: 74円 
カルピスSWEET PREMIUM北海道生クリームのプリン風: 63円
カルビーポテトチップスうすしお味: 128円
合計 997円

「大阪出身の私(中澤)がてっきり全国区だと思ってたのが『おにぎりせんべい』だ。もはや売ってて当たり前すぎて逆に気づかなかったのだが、東京にはほぼ売ってないと知った時は愕然としたものである。東の人はおにぎりせんべいを知らない。

そんなおにぎりせんべいが『おかしのまちおか』には売っているではないか。スゲエ! というわけでおにぎりせんべいを中心にコスパの良いもので打線を組んだ。おかしのまちおかオリジナル緑茶など飲み物が地味に安いのもポイント」


大阪出身の中澤は関西圏で販売されているという「おにぎりせんべい」を中心にしたセレクト。飲料を購入したのも実は中澤1人だ。


・P.K.サンジュン「大容量で2週間くらいイケるセット」

大容量アルフォート: 321円
大容量カントリーマアム: 258円
5パック ポテコ: 268円
ペタグミ: 149円
レジ袋: 3円
合計 999円

「まちおかで1000円使っていいなら、チマチマ買うよりドカンと大容量パックを購入したい。アルフォートとカントリーマアムのチョコ菓子コンビなんて最高すぎるでしょ!

しょっぱい系には小袋が5つ入ったポテコをチョイス。密かに革命的だと思ってる「ペタグミ」を組み合わせれば死角なし。これだけあれば2週間くらいは楽しめそう」


本筋と少々離れるが「ポテコ」があんなにウマいのは何故なのか? 派手さはなくともメインとなり得るその存在感は、まさにスナック界の米。ポテコ、本当に好き。


・御花畑マリコ 「まちおかで定価商品を買うのは愚の骨頂セット」

ミルキーラムレーズン: 213円
さけるグミ巨峰: 85円
すっぱいさけるグミ: 85円
グミチョコ いちご: 99円
香るダースアルフォンソマンゴー: 96円
チョコチップクッキー糖質50%オフ: 149円
超カリカリプリッツ ハーブチキン味: 99円
超カリカリプリッツ ホタテ醤油味: 99円
合計 925円

「あ〜あ〜、見事に騙されてんな……。

他のメンバーたちのチョイスを見たとき、私は心の中でそう思った。「おかしのまちおか」=全部安い と勘違いしているまちおか初心者メンバーたちが見受けられる。

まちおかには定価で売られている……なんならスーパーとかより高値の商品もあるのが危険なところなのだ。

まちおかの魅力は、季節を過ぎた限定商品や在庫過多、パッケージ変更などで激安になった商品にこそある。そういったものはPOPがちゃんと貼ってある。

今回、購入したのはほとんどがそういった安い商品たちである。限られた金額で何個お菓子が買えるかという、遠足のおやつ方式でチャレンジした。

ちなみに、ひとつだけ定価なのが「ミルキー ラムレーズン味」なのだが、こちらは「おかしのまちおか限定商品」である。ふふふ」


1000円女王・御花畑マリコは「おかしのまちおか」にも精通しているご様子。お買い得品はもちろんのこと、まちおか限定商品を知り尽くしているところも流石だ。


以上がロケットニュース24編集部が全力でプレゼンする『最高な1000円の使い方 おかしのまちおか編』である。物価高がエゲツないこんなご時世でも、まちおかなら楽しく買い物できることが証明されたのではないだろうか?

というわけで、今回も勝者を決めるのは読者のみなさんです! 自分ならどれを真似したいか? どれが1番参考になったか? お気に入りのオーダーに清き1票をよろしくお願いします!!

参考リンク:おかしのまちおか
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.

▼中澤「1000円がキツイからこそ、単なる映えメニュー・人気メニューを選ぶことで勝っても仕方ないと思った。与えられたメニューに縛られている時点で何が違うのか。勝ってもそれは最高な使い方と言えないのではないか? そう思ったので一石を投じた。優勝できてうれしい」

▼佐藤「選択の余地がないことで、気持ちが入らず、砂子間と被った上に負けるとは。次はもう少しやる気を出します」