
2025年8月26日、東京・大森にイギリス発というビュッフェレストランがオープンした。そのお店「ボン・ワールド・ビュッフェ」は、英国内でビュッフェ業態を手掛ける「ボン・レストラングループ」の日本1号店に当たる。
常時100種類以上の料理を提供するこのお店に、ランチ時に行ってみたところ、その価格に驚いた! 2時間制でソフトドリンク飲み放題がついて、なんと税込1300円!
今どき都内で1000円台の食べ放題はなかなかないぞ。しかも料理も悪くない。これは多店舗展開がありそうな予感がするぞ。
・英国発のビュッフェレストラン
8月にオープンしたのに、約2カ月を経た今になって訪ねたのには訳がある。私(佐藤)は9月に名古屋、10月に和歌山と相次いで遠征しなければならなかったためにチャンスがなかったのだ。10月も中旬になってようやく落ち着いて行くことができた次第だ。
さて、お店のあるJR大森駅までやって来た。それにしても日本で最初のお店というのに、なぜに大森に出店したのだろうか。
利用してみて、最初のお店が大森でよかったと思った。というのも、これが銀座や新宿、渋谷あたりに出していたら、海外の観光客で埋め尽くされてしまったに違いない。それでなくても、入店まで時間を要したので、都心部に出したら大変なことになっていたかも。
さて、駅北口から徒歩約3分歩いたところで、入居している建物にたどり着いた。「100種類以上の料理をご用意」と書いてあるあの場所だな。
10月末までキャンペーンをやっており、通常1200円のアルコール飲み放題が500円になっているそうだ、安いな~。
・入店までに要した時間
入口まで来たところで、店前に10名程度が並んでいた。到着したのが12時過ぎだったので、混みあっている時間に当たってしまったらしい。お店の人の話では1時間は待つとのことだった。11時オープンで2時間制なので、13時頃からお客さんが入れ替わるとの見立てだった。
まあ仕方ない。もう少し早くくればよかった。と思っていたところ、ポツリポツリとお客さんが入れ替わっていく。よく考えたら、2時間制でも2時間目いっぱい食事する人はそう多くない。
結局入口の紙に名前を書いてから、30分で無事入店することができた。時間帯やタイミングによってはスムーズに入れたり、逆に予定より待たされることもあるかもしれないので、時間のゆとりを持ってお店を訪ねた方が良さそうだ。
・アジアンビュッフェ
入店時に会計を済ませて、席に案内されたところから食べ放題開始。2時間制ではあるが、とくにタイマーなどは設けていない。食べ終わったお客さんは申告などすることなく、スーッと帰っていく。どうやら厳密に時間を測ってはいないようである。
店舗奥にビュッフェ台があり、その奥にソフトドリンクの自販機とサラダバーがある。
ザっと見たところ、世界の料理ではあるけど、中華を中心としたアジア料理のビュッフェだ。英国発と聞いていたので、イギリス料理もあるのかと思ったけど、それらしきものはフライドポテトとピザだけだった。ピザはイタリアだから、やっぱりイギリスを感じるのはポテトだけかな。
そもそもボン・レストラングループが英国で展開しているビュッフェレストランは「ボン・パン・アジアン・ビュッフェ」という。したがって、アジア料理をメインに提供しているのだろう。
改めて考えると、昼の客単価1300円でこれだけの料理を揃えるのは大変なんじゃないだろうか? 最近のランチ食べ放題の相場は2000円台がザラ。お店によっては3000円台だってある。1300円でやっていけるのか心配になるけど、どうも食材を上手くやり繰りしている気がする。
たとえばサラダは葉物やニンジン・玉ねぎなどを軸にトッピングはコーンのみ、きゅうりやトマトは置いていない。
揚げ物はホテルの朝食でお馴染みのラインナップ。つまりは冷食なのではないだろうか。ソースやマスタードは市販のものをそれぞれ1本ずつ置き、ロスを少なくするようにしている。こういう自由に使える調味料はたくさんあると、たくさん使ってしまうからね。
デザートにはミニケーキやゼリー・フルーツ、アイスクリームもある。1つひとつは小さいけど、それらをたくさん用意することで華やかさを演出している。
白ご飯もあるけど、チャーハンを2種類用意することで、白ご飯ばかりが出るのを抑えている。米価は相変わらず高いので、米ばかり食われないように上手に欲求を分散しているようだ。
・本格派とそうでないもの
私の最初のデッキはこんな感じ。サラダと揚げ物を丸皿に盛り、四角い皿の方にチャーハン2種に麻婆豆腐・エビチリ・豚の角煮・酢豚を盛っている。結果的に中華プレートになってしまったが、タイ料理やインド料理も用意されているぞ。
どこにでもありそうな品々ではあるけど、味はかなり本格的だ。たとえば、この酸辣湯は酸味がめちゃくちゃ強かった。何気なく取って来たけど、思いのほか酸っぱくて、ほんの少し残してしまった。ビュッフェでここまで味の強い酸辣湯は初めてかも。
一方でから揚げは割と普通。弁当屋のから揚げ弁当に入っているものとそれほど変わらない、馴染みのある味だ。
そうかと思えば、角煮は八角などの香辛料がきいていて、専門店を思わせるテイスト。ものによって、味の本場度が違うので、これはこれで面白い。
最初のデッキを攻略(完食)したところで、おかわりに白ご飯とグリーンカレー・ガパオ・チキンマサラを持ってきた。
この3種はいずれも本格派。グリーンカレーはココナッツの風味が効いててほんのり甘い。いくぶんシャバシャバではあったが、私の好きな甘めの味つけ。これと対照的にガパオは異様に辛い! 食べるたび、良い意味で予想を裏切る味なので、なかなか気の抜けない食事となった。
最後にデザートにチョコアイスとミニケーキ・コーヒーゼリー・フルーツゼリー。それにホットコーヒーを調達してきた。
デザートはあくまでオマケだろう。それでもあると食事の満足感が全然違うので、オマケといえども有難い。
ということで、ランチ食べ放題2時間1300円は、昨今の物価高にあって助かる価格設定だ。開店から2カ月で行列を維持しているということは、すでに人気店と見て間違いない。今度お店が増える予感がするぞ。物価高の救世主として、各地に出店してくれることを願っている。
・今回訪問した店舗の情報
店名 ボン・ワールド・ビュッフェ
住所 東京都大田区大森北1-1-2 YK?15ビル 2F
時間 11:00~15:00、17:00~22:00 土日祝11:00~22:00
佐藤英典


















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