
埼玉県、群馬県を中心に展開するスーパー「ベルク」。ローカルスーパーに疎い私(中澤)でも名前だけは知っているから、90年代のドリカムくらい売れているのかもしれない。埼玉県の大宮を散歩していたところ、そんなベルクに出くわした。初めて見た! これがベルク……!!
大きい入口とポコンと丸まった屋根が宮殿みたい。ワクワクするデザインだ。なかなか見事なベルクである。そんなわけで、初めて入店してみることにした。
・砕けた雰囲気
店内に入ると、当たり前だけど普通のスーパーだ。イトーヨーカドーみたいな高級オーラはないので、私が知ってるスーパーの中ではサミットに近い雰囲気である。気楽だ。世間話でもするように商品を物色できる。
当方、庶民ゆえにスーパーにはこの気楽さを求めてしまう。近辺に住んでいない私でもフラッと商品を見られる雰囲気は、ある意味懐が深いとも言えるのではないだろうか。
・一番安い米
じゃあ、ご近所さんでもない私がなぜベルクに入ったのかと言うと、お昼時でお腹が空いたけど飯屋が見つけられなかったから。要するに、「昼ご飯ベルクでいけるんじゃないか?」というフラッもフラッな気の迷いである。
そのため、向かったのはお惣菜コーナー。道すがらで米があったから見てみたところ、一番安いのがアメリカ産カルローズで5kg3769円だった。米価格が5kg4200円超えに達している今日この頃。カルローズが置かれてるだけで助かるという人も少なくなかろう。コメ価格もうちょい下がりませんか?
・現場で人気を感じた惣菜
さて置き、惣菜コーナーに到着。弁当や一品おかずはもちろん、揚げ物が並んだケースもあって、この揚げ物ケースの前は物色する人が多め。特に人気なのはハムカツで、6個くらい買っていく人もいる。名前は「惣菜屋さんが拘った大きなポークハムカツ」で1個税込107円と安い。
何よりサイズが大きい。ハムカツだけど、サイズ感が手前に置かれたチキンかつとそんなに変わらないのだ。っていうか、よく見たらコロッケも大きい。これらが全部99円均一で税込107円なのは近所だったらそりゃ買うわ。ベルクの揚げ物スゲエ!
・衝撃
そんなわけで、とりあえずハムカツを買ったわけだけど、昼ご飯だし炭水化物が欲しいところ。そこで弁当コーナーを見ていたところ、目に飛び込んできたのが……
こちらのチャーハンです。米を覆うくらい蟹のむき身が乗ってる! と思いきや、乗ってたのはカネテツデリカフーズの「ほぼカニ」。そう、蟹カマである。まあ、本物だったらこの物量で税込539円はありえないだろう。その価格もビックリポイントの1つであった。
・十分
食べてみたところ、米はパラパラ。味付けがどことなく京都王将(餃子の王将)に似ていて素朴めなところも関西出身の私としては胸キュンである。スーパーの総菜にしてはチャーハンのベースがしっかりしてるのがとても良い。
「ほぼカニ」を食べるのは初めてだけど、塊で食べるとかまぼこ感が感じられるが、割いてみるとかなり蟹感が増した。さらにチャーハンと混ぜると、特に文句のつけどころも見当たらないくらいである。むしろ、細かく生臭い蟹が乗ってるものより100倍風味もするしウマイ。
税込539円でこの食べごたえは凄い。口いっぱいに頬張れる。蟹じゃないということ以外は全てがリッチ。正直、普段の食ならこれで十分である。
そんなチャーハンの名前は『かくしか風【ほぼカニ】チャーハン』。東村アキコ先生原作の『かくかくしかじか』とベルクのコラボ弁当である。
・キャラではなく内容で作品を感じる
『かくかくしかじか』は読んだことがないんだけど、2025年5月16日公開の実写映画公式サイトによると東村アキコ先生の下積み時代を描いたエッセイ作品であるようだ。コラボ商品ってキャラ推しコスパ度外視のものが多いように思っていたけど、このチャーハンは常食したくなるくらい生活感がにじみ出ている。
なんとなくの憧れで渋谷に住んで1年の私。何でもある街だけど、ベルクみたいなスーパーはない。それは理想とリアルの違いに似ている。味と価格が作品の内容とリンクするとても良いコラボだ。
店を離れる時、後ろ髪を引かれるレベルだったベルク。大宮の空にこう思わずにはいられなかった。「近所に住みたい」と。
参考リンク:かくかくしかじか
執筆:中澤星児
Photo:Rocketnews24.
▼ベルクオリジナルフライドチキンの「ベルチキ(税込215円)」もあった
▼ベルチキもかなり大きい
▼近所に住みたくなるレベル
中澤星児












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