たとえ週8でモスバーガーに通う熱狂的モスファンでも、これから紹介するライスバーガーのことは知らないかもしれない。なぜなら、現在店頭では販売されていないから。少なくとも、公式サイトのメニューには載っていない

そんなライスバーガーを、私は自販機で見つけた。なぜ自販機で売られているのか? 詳しいことは不明だが、とりあえず買ってみたところ……私が今まで食べたモスのライスバーガーの中で1番美味かったので報告したい。

・4種類のライスバーガー

私はその自販機を京王井の頭線・明大前駅のホームで見つけた。なぜこんなところで? 全くもって意味がわからないが、とりあえずラインナップを見てみよう。


そこに並んでいたのは、「モスライスバーガー焼肉(500円)」、「モスライスバーガーチーズ焼肉(550円)」、「モスライスバーガー韓国風ピリ辛ポーク(520円)」、「モスライスバーガー魯肉飯(550円)」の4種類。

ちなみに、現在モスの店頭で販売されているライスバーガーは「モスライスバーガー海鮮かきあげ(440円)」と「モスライスバーガー焼肉(490円)」の2種類。

焼肉のライスバーガーは自販機にもあるが、店頭の方が10円安く設定されているようだ。


・冷凍のライスバーガー

さて、自販機の方に視線を戻してみると、4種類のうち焼肉とチーズ焼肉が売り切れだった。4種類をすべて買いたいところだったが仕方がない。韓国風ピリ辛ポークと魯肉飯を購入することに。


ボタンを押すと、ジュースを買ったときと同じように受け取り口にガタンと降りてきた。手に取ると冷たい。冷凍のライスバーガーで、これを持ち帰りレンチンする仕様。


ちなみに、自販機の周囲に保冷バッグのようなものはもちろんビニール袋的なものも見当たらなかったので、ライスバーガーをそのままリュックに詰めた。こんなトラップがあったとは……! 明大前の自販機で買う予定の人は保冷バッグをお忘れなく!



・今までで1番美味いライスバーガー

そもそもの話、モスバーガーといえばライスバーガーみたいなところがある。さらに、ライスバーガー自体が米なので、韓国風ピリ辛ポークとか魯肉飯的な味付けと合わないわけがない。

約束された美味しさである。そう思って食べたら、やっぱりだ。韓国風ピリ辛ポークはこれ以上ないくらいピリ辛で、魯肉飯はいわゆる日本的な魯肉飯。


本場のガチ感がない分、誰もが食べやすい味だろう。どちらも商品名まんまの味なので、いい意味で驚きがない。


・店頭で販売されているものとはどう違う?

ちなみに、店頭で販売されているライスバーガーとどう違うのだろう? そのあたりも気になったので、「モスライスバーガー海鮮かきあげ」を買ってきて隣においてみた。すると……



海鮮かきあげの方が高さがある。言い方を変えれば、ライスが潰れてない。自販機の方はレンチンなので、見た目ではどうしても劣るか。

しかし、味に関しては1位:魯肉飯、2位:韓国風ピリ辛ポーク、3位:海鮮かきあげ……というのが、私の中でも順位である。

まぁ、もちろんこのあたりは好みの部分が大きいが、モスのライスバーガーに味の濃さを求めている人は同意してくれる確率が高いような気がする。



・オンラインでも買える

というか、そもそもなぜこんな美味しいライスバーガーが自販機だけで売られているのだろう? と思って調べたら、モスの公式オンラインショップでも販売していた。

モスの公式オンラインショップなんてあったのか! と思いながら眺めていたら、ここにも今まで見たことがないライスバーガーがちらほらと

そうか。自販機にはオンラインショップを認知させる役割もある……のかどうか定かではないが、モスの自販機を探すよりオンラインショップにアクセスする方が簡単なのは確か。

珍しいライスバーガーを試してみたい人はオンラインショップでどうぞ。

参考リンク:モス公式オンラインショップ
執筆:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.

▼自販機は、京王井の頭線・明大前駅の吉祥寺行きホームで発見。こんなところにあるとは……!

▼レンチンの目安