筆者は幼い頃、編み物にハマっていたことがある。
かぎ針を使ってたわしを作ったり、簡単に編み物ができるおもちゃを使ってぬいぐるみを作ったり、指編みでひたすら長く編む遊びをしたりしていた。
その時に思ったのが、「毛糸1玉は思ったよりすぐになくなってしまう」ということ。
商品や製作ペースによるかもしれないけれど、当時は毛糸が足りなくて作るのを諦めたことが何度かあったように思う。
そんな過去の私に教えたい。この福袋を買えば、1年間存分に編み物を楽しめるって。
・手芸屋さん?
福袋が販売されていたのは、楽天市場にある「手芸の店 ギンガム」というお店。商品名は「2025年 新春毛糸福袋」で、松箱・竹箱・梅箱の3種類が用意されていた。
今回はいちばん安い梅箱を購入。価格は税込6050円だった。
注文から数日後、自宅に届いた段ボールがこちら。
そ、そこそこデカい!! この間届いた四国水族館の福袋といい勝負だ。Switchと比較するとこんな感じ。
さっそく開封してみると……
──これほんとに梅箱???
毛糸玉が10個入っている大きなパックが7袋、隙間なくみっちみちに詰まっていた。つまり合計70個入ってるってこと……!?
まさか自宅でこんな手芸屋さんみたいな光景を見ることになるとは思わなかった。どんな毛糸が入っていたのか、1種類ずつ確認していこう。
まずは「WOOLLY BLISS(ウーリーブリス)」と書かれたこちらの毛糸。今回届いた毛糸の中では比較的太めで、「WOOLLY」の名前のとおりフワフワしている。
色は青とベージュの2種類。同じ毛糸が複数種類入っていると、組み合わせて使っても違和感が少なく仕上がりそうでいいな。
次に「glint(グリント)」という毛糸。こちらはウーリーブリスと比べるとだいぶシュッとしていてツヤがある。太めの刺繍糸みたいな感じだ。
こちらも黄色とミントブルーの2種類が入っていた。どっちも爽やかな色だし糸もそれほどモコモコしていないから、夏に使うものを作ってもいいかも。
「SHIMMER SOFT(シマ―ソフト)」は、ウーリーブリスとグリントのちょうど中間みたいな質感をしている。
細すぎず太すぎずで使い勝手が良さそう。色は桃色だ。
これまでに紹介してきた3種類はThe・毛糸って感じの見た目だったけど、紫色の「Raffine(ラフィネ)」はひと味違う。
起毛タイプの毛糸だそうで、見るからにフワフワで温かそうだ。この毛糸で服を作ったら、冬でも温かく過ごせそう。
「Serine(セリーン)」という薄いベージュの毛糸も面白い。ラフィネより細いけどこちらもフワフワしていて、なんだか繊細な印象を受ける。
ウーリーブリスのような毛糸しか使ったことがなかったから知らなかったけど、「毛糸」って一言で言ってもこんなにいろんな種類があるんだな。いろいろな素材を知ることができて面白かった。
・1年楽しめそう
いくら毛糸の消費が早くても、これだけの量があればさすがに長期間編み物を楽しめる気がする。
……これ、来年のお正月までに使い切れるんだろうか……? なんだか挑戦状を突きつけられた気持ちになった。
なおこちらの福袋はすでに販売を終了してしまっているが、2025年1月16日にショップを見てみたところ福袋企画の第2弾として夏用毛糸の福袋などが登場していた。
そちらも毛糸が60玉入っている大ボリュームの福袋だそうなので、気になる方は是非チェックしてみてはいかがだろうか。
参考リンク:楽天市場「新春毛糸福袋(※売り切れ)」「夏用毛糸の福袋」
執筆:うどん粉
Photo:RocketNews24.
▼開封した時の密度が半端なかった