2024年12月26日、当サイトの編集部の最終出社日であった。今年みんなと顔を合わせるのは最後の日である。そうするってえと、アレだ。今年もやんなきゃいけねえなあ、忘年 …
この話には続きがある。実は二次会に予約したお店に入れる時間まで、まだまだ余裕があった。そこで一旦編集部に戻ったのである。忘年会の途中で全員事務所に戻る会社なんて、たぶんうちしかないだろう。
次のお店では飲み足りなかった分を補いつつ、みんなで1年の仕事を振り返りましたとさ。
……まだ終わりではない。翌朝のことだ。私宛にGO羽鳥から、社内ネットワークでこんなメッセージが届いた。
羽鳥「佐藤さん、おれの財布もってたりする??」
ナニ!? 財布を失くしたのか! 平和に忘年会を終えたと思ったら、大事なものを失くしやがって。二次会の後に私と羽鳥と原田の3人で、もう1軒バーに行っていた。だが、彼の財布を預かった覚えはなく、少なくとも昨日は見てもいない。
「持っているわけがない」と言いたいところだったが、彼のエアタグが示している場所は、ほぼ我が家だ。そんなまさか!?
念のためカバンを確認してみると、ないよな~。あるわけないよな~。
普段使わないポケットも確認してみると…………。あ! ナニかある!
これは! 財布やないか~い! 何でこんなところにあるんじゃ。
実は三次会のお店を出る時に、少々酔い気味の羽鳥は、自分のかばんと私のかばんを取り違えて持って帰ろうとしていた。私はその間違いにすぐに気づいて、「それ俺のだろ」と取り返していたのである。どうやらその時に、彼は自ら私のかばんに財布を入れてしまったらしい。
私のかばんに突っ込んでてホントによかった。私のものでなければ、知らない人に財布を預けてしまって、連絡すらつかないところだったよ。
「あった」と伝えたところ、彼はチャリで飛んできた(割と互いの家は近い)。
というわけで、最後の最後にトンだハプニングはあったけど、良い忘年会でした。さあ、来年はどうなるのか? 今から気が気でならない……。
執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24