家のネットは慎重にいきたい。なぜなら、万が一、契約した後に謎に繋がらなかったりしたら超イライラするから。事実、プロバイダを「カブアンドひかり」に乗り換えた直後、繋がらない問題が発生した私(中澤)はやはりイライラした。
問い合わせて1日で直らなければブチギレていたに違いない。っていうか、ローンチされたばかりのサービスだし、開通したとは言え今後も油断はできないな。微妙に信じきれない気持ちで1週間利用していたところ、ある事実に気づいた。乗り換え前にあったアレがないのである。
・乗り換えプロセス
私が乗り換え前に使っていたプロバイダは「アンドライン」。インターネット回線はマンションタイプのドコモ光なので、カブアンドひかりへの乗り換え時に工事などはなかった。
つまり、予定日に自動的にプロバイダが切り替わる。こちらとしてやることは開通日が来たらルーターを替えるだけ。アンドラインからレンタルしているルーターを外し、カブアンドからレンタルしているルーターに入れ替えるだけである。ここで前述の問題が起こったことは以前の記事でお伝えした通り。
・現在の状況
なんとかネットが開通して1週間。ここで改めて振り返ってみると、あれからは特に不便さみたいなものを感じることはなかった。ちなみに、今、速度テストをしてみたところ、ダウンロードが48.4Mbps、アップロードが70.7Mbpsだ。
この数値はルーターの位置とかによってもかなり変わるものなので参考程度にとどめておくとして、体感としての話をすると、YouTubeも複窓できるし普段使いの用途で特に問題は感じない。そこで気づいた。むしろ、問題がなさすぎるということに。
・アレがない
実は、アンドラインを契約している時は、謎にネットに接続できなくなることがあった。深夜帯に差し掛かる頃、いきなり接続がブチギレて圏外になり、そこから長い時は2時間くらい繋がらなかったり。
朝になったら繋がってるし、慣れてしまってその事象がもはや意識の外にいってしまっていたが、思い返せば、週1回、多い時は週2回くらいで発生していた。
あの謎のネット接続不良の時間が乗り換えてからないのである。もちろん、原因が何か分からないのでプロバイダかも分からない。どちらかと言うと、マンションの立地的問題みたいなちょっとやそっとじゃ治せない現象だと思っていたので、それがなくなっていることに気づいて衝撃を受けた次第である。
・今のところ問題なし
言うまでもなく、カブアンドひかりが優れているとかそんな話ではない。ネットって都市部と田舎でも違うと思うし、色んなことが作用して問題が発生したりするから一概に優劣の結論は出せない。
ただ、プロバイダを契約する際、ネット状況のリアルなところは一番気になる点だろう。ローンチ直後のサービスだし体験談もない状態なので、利用体験談の1つとして参考にしていただけると幸いだ。渋谷住みの私の場合、同じ場所でネットの使用感を比較したらこうでした。引き続き今後の状況を見守っていきたい。
執筆:中澤星児
Photo:Rocketnews24.