
『人気商品』と書かれたポスターを見たとき、私は思わず「嘘つけ」と言いそうになった。なぜなら、そこにあったのは「ザリガニ」だったからだ。
食用ザリガニの存在自体は知っているが、少なくとも日本でザリガニが人気だなんて聞いたことがない。良いように言えば珍味、悪いように言えばゲテモノ的なポジションではないのか?
……と思ったら、そこはガチ中華の店だった。なるほど。所変われば品変わる。そもそも食文化が違うのだから、ザリガニが人気商品ってのもあり得る話かもしれない。
──などと考えているうちに気になったので、店の中に入ってみることにした。
・池袋で発見
そのお店、私は池袋で見つけた。店名は「絶味鸭脖」という。読み方は……わからん!!!! というか、私が読み取れたのは「ウマミ・ウマイ・マー・ラー」と書かれた片仮名と、「おつまみ」くらい。なので、本記事では「絶味おつまみ」の店と呼ぶことにしたい。
さて、お店に入ると、店員さんが話しかけてくれた。その方が「写真を撮っていいよ」と言ってくれたので、お言葉に甘えてパシャリと……
店内の様子はこんな感じ。いわば中華オンリーのコンビニで、店内飲食は不可。店の棚にある商品を購入して持ち帰る形だ。
その商品が個人的には馴染みのないものばかりなのだが、日本語の説明POPがちょいちょいあって、どんな商品かは何となく分かる。
ただ、何を買っていいかは全くわからない。適当に買おうかとも思ったが、とんでもないゲテモノを掴んでしまったら怖い。
そこで、「おまかせ」してみることにした。店員さんに全て食べたことがないことを伝え、初心者でも比較的楽しめるラインナップを組んでもらったぞ。
・おまかせの結果
その結果を発表しよう。まずは……
人気だというザリガニ(1パック1180円)
そして……
あい鴨の骨付きせせり(1パック540円)
最後は……
湯葉(1パック430円)
トータルで2000円オーバーだが、3つ買うとセット割引が適用されるようで合計1550円だった。
では、実際に食べてみるとしようか。まずはザリガニから……
辛っ!!!!!!
ザリガニの味どうこう以前に、とにかく辛さがすごい。それでもなんとか味を確認しようとしたが、可食部が少なくてなんとも言えない。うーん、エビっぽいといえばエビっぽいかな? とにかく辛い。遠慮のない麻辣だ。
次に、「あい鴨の骨付きせせり」は……
辛っ!!!!
想像がついていたが、これもやはり辛かった。ザリガニと同等の辛さ。そして、これもザリガニ同様に可食部が少ない。鴨だけあって肉は筋肉質だったが、印象の8割が “めっちゃ辛い” だ。
ただ、最後の湯葉が救世主だろう。麻辣とはいえ湯葉。これで辛さを中和させて……と思ったら!
辛っ!!!!
なんと、湯葉まで辛い!!!! っていうか、湯葉よ、お前はこんな顔を持っていたのか。知らなかったぞ。美味しいといえば美味しいが、とにかく辛い!!!!
だけど、冷静になってザリガニ・カモ・湯葉を見ると、店の人気商品1つに比較的日本でも馴染みがある食材2つだ。これはたしかに初心者でも食べやすいラインナップを選んでくれた気がする。辛いと感じたのは、私の辛さ耐性の問題だろう。
そもそも、麻辣の店だから辛いのは当然。ただ、私の知っている麻辣(=日本仕様にチューニングされた麻辣)とは別次元のパンチだったので、面食らってしまったということに尽きる。
それも蒙古タンメン中本のような唐辛子的な辛さではなくて、痺れを感じる辛さ。なんというか、喉に来る辛さだ。
・トータルではアリ
まとめると、正直なところ私の好みにどストライクではなかったが、異国の食文化を味わえた満足感はあった。そのあたりも含めると、「絶味おつまみ」は色々な意味で美味しい店だったように思う。
というか、こういう「おまかせ」もアリ。またやってみようかな〜。
執筆:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.
▼おまかせラインナップの3種
和才雄一郎













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