今や押しも押されぬ不動の人気を築き上げた二郎系ラーメン。「ラーメン二郎」も店舗数が多いが、いわゆる “インスパイア系” はさらに多い! それだけ多くの人に「二郎系ラーメン」が愛されている証拠なのだろう。
さて、その二郎系ラーメンが東京駅構内でも食べられることをご存じだろうか? 言うなれば「東京駅徒歩0分の二郎系」である。ウワサを聞きつけ足を運んだところ、想像を絶する光景を目の当たりにしたのでご報告したい。
・徒歩0分
ご存じの方も多いかと思うが、長きにわたる改修工事を経て現在の「JR東京駅」は、数年前とは様変わりしている。具体的には「グランスタ東京」がさらに進化し、小売店や飲食店の数が大幅に増えているのだ。
・ナメてた
二郎系ラーメンが食べられる『雷 東京本丸店』もグランスタの一角にあり、具体的には丸の内中央口改札から丸の内北口改札にかけてのエリア。グランスタは広大なので、不慣れな人だとやや戸惑うかもしれない。
さて、東京駅構内で二郎系ラーメンが食べられるとは聞いたものの、当初私は「へぇ~、珍しい」くらいの感想しか持ち合わせていなかった。言うても「駅ナカのラーメン」である。味や人気は二の次で、存在自体が珍しいと思っただけであった。だがしかし……。
たまたま訪れた東京駅で「そういえば二郎系ラーメンがあったっけな……?」なんて思いつつ『雷 東京本丸店』を探していたところ……え?
マジかよ!
メッチャ行列が出来てるやん!!
この時、時刻は19時頃。人気ラーメン店でもランチと比べれば幾分入店しやすい時間帯である。それなのに『雷 東京本丸店』には大行列! 駅ナカなのに!! ウソでしょォォオオオオ!
・想定外の大行列
あまりの行列に心をへし折られた私は、後日改めて『雷 東京本丸店』に突撃! 平日の朝9時半頃に同店を訪れたところ、流石に行列は無かったが席は9割ほど埋まっていた。み、みなさんの食欲が恐ろしい……!!
で、注文したのは麺が250グラムの「並」で、価格は1000円。チャーシューとタマゴのトッピング「雷増しウデ(400円)」を追加。また注文時に「にんにく」をお願いした。
聞けば『雷 東京本丸店』は朝8時から営業しており、なんなら開店待ちしているお客さんもいるという。朝っぱらから食べたい二郎系ラーメンとはどんな一杯なのか? やって来たのは……
肉々しいラーメン!
ドドンと盛り付けられたチャーシューはどれも1つ1つがデカい! 数えるほどしか二郎系ラーメンの経験はないが、もやしやワシワシ麺は私がイメージする二郎系ラーメンそのものである。
・あの有名店の直営店だった
で、お味の方もガツンとウマい! ぶっとい麺は食べ応えがあり、スープもド濃厚でヘビーなお味。チャーシューも肉々系とトロッと系の2種類が味わえ、味的にもお腹的にも満足度はかなり高い。
少なくとも「駅ナカとは思えない本格派二郎系ラーメン」という印象を持ったが、それもそのハズ『雷 東京本丸店』は、松戸市の超有名店「中華蕎麦とみ田」の直営店であった。そりゃ朝から並ぶ人もいますわ……。
とにもかくにも、二郎系ラーメンがお好きな人はもちろんのこと、これから新幹線に乗るなんて場合も『雷 東京本丸店』は重宝するお店ではなかろうか? 駅ナカの本格派二郎系ラーメン『雷 東京本丸店』をどうぞご記憶いただきたい。
・今回訪問した店舗の情報
店名 雷 東京本丸店
住所 東京都千代田区丸の内1-9-1 グランスタ東京1F
時間 月~土 08:00~22:00 / 日・祝 08:00~21:00
定休日 施設に準ずる
参照元:東京グランスタ「雷 東京本丸店」
執筆:P.K.サンジュン
Photo:Rocketnews24.